表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
【200字詩集】来顧露  作者: 意九等
1/6

あすへ

もうどうしようもない空だって

すぐに晴れるよと君は笑って

もう行き詰った人生だって

すぐに進めるよって君は笑って


白く染まった曇り空に

墨汁を垂らすような気分でいて

いつか見たあの日の青空は

もう心の隅にもいなくって


心にあるのは、君の姿と名前と笑い声だけ。


また晴れるよ

そう言って君は笑った

まだ叫ぶよ

そう言って僕も笑った

また行こうよ

そう言って君は僕の手をとった

そのときの笑顔は

青空よりも綺麗で

まだ覚えてる


ほら笑えてる

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ