第01稿04話~爺ちゃん、生産施設で何かを生産したい6~
__久黎爺|集会所
「お爺ちゃん!こっちこっち!」
「おぉ、さっき振りじゃのう」
ログインして集会所にやってくると既にK奈ちゃんが待っていた。
「おや、K太君は何処に?」
「今ボブさんに話聞いてる!」
「成程のぅ、では暫し待とうかの」
暫くするとK太君がやって来た。
「待たせてごめん。あ、久黎爺さんもお待たせしてすみません」
「大丈夫じゃよ。今来たばかりじゃ」
「遅いよ!」
「木材は外の木の所に光る部分があるのでそこに斧を振れば良いらしいです」
「ふむ、何処の木じゃ?」
「森らしいです」
「ふむ?木が光ってる所なんてあったかの?」
「斧が所持品にある時に光るらしいです。あとはトレントって言う木のモンスターが落とすらしいです」
「トレント!倒しに行こう!」
「おぉ、もんすたぁかの!そのとれんとやらは何処に居るんじゃ?」
「それが東原には居ないらしくて北の地域と南の地域に居るらしいです。。たしかシーバーとスダリアだったかな」
「では倒しに行くのは大変だのぅ」
「ですから斧を調達して木を切りに行こうと思います」
「では斧を買いに行こう」
「ツルハシもセットで買っていきましょう」
「ふむ?鉱石もつるはしを持っていなければ光らないのかの?」
「レア度の低い石とか鉱石は素手でも光るけど良いのが欲しかったらツルハシを持ってると良いと言われました」
「成程のぅ。儂も購入するとしよう」
「そこの人で一番低い品質の斧とツルハシが買えるみたいですよ」
K太君が指差した方には確か買い取り屋さんがあった方じゃな。
「いらっしゃい」
「おや買い取り屋さんでは無かったのかの?」
「最低限の物資の販売もしてます」
「ほほう、幾らかの?」
「斧と鶴嘴、10回使えて10イェンです」
「ふむ、では5本ずつ程頂こう」
「10回しか使えないの!?」
「あぁ、そうだよ嬢ちゃん。ここで売ってるのは耐久度が10しか無いモノを売ってるからな。冒険者が作った耐久度が低い奴を纏めて納入して貰っている」
「計10本で100イェンです」
「ふむ。通貨100と言う事で良いのだろうか」
「はい、東原ではイェンと付けます」
「そう言えば買い取りを後回しにしたような気がするのぅ。買い取りもお願いしようか?丸兎の皮なら沢山あるぞい」
「丸兎の皮はクエストで提出した方が利率は良いですよ。あちらのカウンターになります」
「おぉ、そうじゃったか」
「斧やつるはしもそちらに提出した方がクエスト数が稼げますよ」
「あい分かった!ありがとうのぅ。あ、100えんじゃよ」
「100イェンですね。毎度ありがとうございます。斧と鶴嘴5本ずつになります」
「確かに頂いた」
「あ、僕も斧を10本お願いします」
「100イェンです。ありがとうございました」
__久黎爺|森
早速だが森に伐採に来たぞい。木が光ってたらそこで伐採が出来ると聞いたが。
「久黎爺さん!あそこ光ってますよ!」
K太君の指を指した方を見ると野草をとった時のように木の幹が光っている。
「おぉ、早速伐ろうじゃ無いか」
「そこら辺で遊んでくる!」
「蜂さんには気を付けるんじゃぞー」
「なんかあったら個チャ送ってね」
「はーい!行ってきまーす!」
K奈ちゃんを見送りK太君を見ると斧を振りかぶって光る所に振り下ろしている。
「不思議だ。幹に刺さる感触はしますが、視覚では切れてない……」
「そうじゃのう。光ってる雑草をとる時も光る珠が出るだけだったの」
「何か違和感がありますね」
「げーむなのだからそういうものじゃないのかの?」
「それもそうか」
そして斧を振っていると斧が壊れてしまった。それと同時に幹にあった光も消えて本来の樹皮が見えるようになる。
「一か所に付き10本程の木材が手に入るようじゃな」
「だいたい一つの場所で斧一本みたいな感じですね」
「ぐれーどが上がると多く切れる様になるのかの?」
「それか多く木材がドロップするかですかね」
「成程のぅ」
「K兄!お爺ちゃん!戦闘だよ!!」
「え?うわ、なにそれ!久黎爺さんK奈が沢山の蜂に襲われてる!」
K奈ちゃんの声の方を見ると沢山の蜂と数匹のオーラを纏った蜂を連れて来ていた。
「何か見つかって逃げてたら増えちゃった」
「うむ、成程のぅ。では森の外まで逃げたらどうじゃろうか?」
「僕たちじゃまだ手に余る量ですしそうしましょうか。K奈頑張って森の外まで逃げてね」
「えぇ!?K兄の裏切者!!」
「まだ、木材が全然手に入ってないからね。あ、どうせならこの周りぐるぐるして周りの敵集めておいてくれたら採取中にこっちに来ないかな?」
「体よく囮に!しょうがないなぁ」
「では儂が少しずつ減らすとしよう。対群の攻撃方法はまだ無いから一匹ずつじゃよ」
次回、トレインした蜂戦。沢山の蜂と数匹の蜂ってなんだ?修正修正……
それでは皆様また次回。




