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第01稿02話~爺ちゃん、素材を集める12~


__爺|家


 家に帰ってきて昼食を食べて一息ついておる。炒飯を作ったのだがうむ、ふらいぱんをふるったら炒飯が辺りに散らばってしまった。直ぐに掃除をしたが料理は中々難しいのぉ。


 さて、軽く部屋の掃除をしてろぐいんするとするかのぅ。



__久黎爺|神社


 という訳で掃除が終わって埃が落ち着いた辺りでろぐいんしたぞい。


 今回こそは、はうんどさんを倒しに行くぞい。一つ試したい事が出来たので早速試しに行くとしよう。



__久黎爺|草原―湖畔より



 んむ、さいだす君の言う通り戦闘が起きなければ問題なくここまでこれたのぉ。

 はうんどさんを発見!いざ尋常に勝負!じゃ!


 はうんどさんがこちらに気付くと何処からか兎さんが現れ囲まれる。はうんどさんの数は4匹。

 いざ、戦闘である。じりじりと近づいてきたはうんどさんを見つつ腹の下あたりで気を練ってゆく。一匹のはうんどさんが跳ねる様に飛び掛かって来た。狙うは前足。手のひらに気を集め迫るはうんどさんの前足に手を伸ばす。うむ前足をきゃっちする事に成功した!そしてそのまま一回転で遠心力を貯め様子を伺っているはうんどさんに放り投げる。


 直撃、これでだめーじが入れば成功じゃ。道場で多対一の手合わせで思いついたこの方法。武器を持っていると出来ないのが難点じゃな。おお、結構なだめーじを与えられている様じゃ!この調子で投げるとするかの。

 連携攻撃だけに注意して飛び掛かるはうんどさんと踊るように放っていく。うむ、これではまるで職業、踊り子じゃのぉ。何だか楽しくなってきたのぅ。



 しかし、だめーじは微々たるものじゃな。流石に時間がかかり過ぎてしまうのぅ。しかし、この兎のふぃーるどは逃走を阻むと同時に敵の援軍も阻んでる様じゃ。草原以外ではこの戦法が通用するとは思わない方が良いじゃろうなぁ。

 何度も何度も放り投げる作業に変化が現れた。はうんどさんが寄って来なくなったのじゃ。ううむ膠着状態じゃの。相手がはうんどさんだから遠距離攻撃が無いものの敵が遠距離攻撃を持っていたらこの方法は使えないのぅ。

 儂から仕掛けるとしよう。気を足に流す。いざ、飛び込むのじゃ!はうんどさんの元へ飛び込み一匹を引き寄せ投げる。うむ、何回か投げて分かったが気を手の平に集めると投げた時のだめーじがほんのちょびっと上がる様じゃ。投げる時に気の方向を指定すればもっと上がるかも知れんのう。



 うむ、気を練り手のひらに集め手近なはうんどさんと握手する。そして、じゃいあんとすいんぐをするにあたって気で回転力を補佐しつつ、再度気を練り放る際に一気に放出する。ひゅんと音がしてはうんどさんを投げたとは思えない鋭い角度ではうんどさんが飛んでいき儂が飛び込んだ事で後退しているはうんどさんに直撃して、その二匹は光の玉になった。



 よし、残り二匹じゃの。明らかに敵さんの体力が目減りした。答え合わせは正解と言った所か。

 三節棍を取り出し構える。回避と攻撃を同時に行う練習じゃ。先程は素手であったが武器でも出来るようになっておいて損はないじゃろう。


 しかし、何やら怯えてるような。む、二匹同時に飛び掛かってきおったわい。回避じゃ。身を屈めて回避し着地するところを狙って三節棍を振るうとはうんどさんの足に直撃した。その後つつがなく移動できないはうんどさんを仕留め、人数的有利が作れなくなった一匹も倒した。


 4匹倒せたぞい!と喜んでいる儂を囲んでいた兎がざぁっと波のように引いていく。


「ひぇっ」


 兎の壁が消えたら2桁はいるはうんどさん達に囲まれておった。落ち着く為に髭を触ってる間にはうんどさん第二陣と共に再度、兎の壁に閉じ込められてしまった。


「うむ……これは死んだのぉ!」


 儂は大量のはうんどさんに噛み千切られて意識を失った。




爺ちゃんはうんどさんを仕留める。が人海戦術にはやはり敵わない。

素手だとダメージが足りない。武器を使うと回避力が足りない。どちらにしろ四方から飛び掛かられると避けられない。

お爺ちゃんは人海戦術をどう対処するのか。

それでは皆様また次回。

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