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138 モヤジーも再登場

王都ポロッカで、ニャルマル商会の副会長シャルさんと会った。


ポロッカで起きている、魔抜けの人が行方不明になっている事件について、聞いてみた。


「その件ですにゃ。私も気になっていて、調査をお願いしてたにゃ。」


「調査?」


「直接状況を、お聞ききしましょうにゃ。」


「よう!久しぶりだぜ。」

小人の情報屋モヤジーが登場。


「お、モヤジー久しぶり。何故ここにいる?」


「偶々だぜ。用があってこの都市に来ていたら、調査を頼まれた。馴染みのシャルの依頼だったので、俺が受けたんだぜ。」


「そっか。で状況はどうなの?」


「俺も先日依頼されたばかりで、調査を始めたばかりだが、行方不明は本当の事だったぜ。」


「そっかー。何処に連れていかれたのか、はたまた殺されているのかは、分かってないのか?」


「誰が、何の為に、何処に、についてはこれからだぜ。」


「ふむ。・・・。

別件だが、魔神教団についても調べて欲しい。」


「スッケベン関連だな。任せて貰うぜ。」


「有難う。」


ーーーーーーーーーーーーーーーーー


俺達は、ニャルマル商会の客室に暫く厄介になる事として、俺はニャルマル商会が保護している、魔抜けの人達に気功を教えた。


合間にポンペ侯爵とポドスにも連絡を取り、魔抜け行方不明事件と魔神教団について、調べさせた。


「国王はドラゴンの対応でいっぱいいっぱいだ。」

相変わらずタメ口の侯爵。


「ふ~ん。そっちはどうなってる?」


「我らが殺された場所は、すっか元通りになってたからな。何も出て来んよ。軍馬を数頭見つけたくらいだ。」


「だろうな。」


「王は諜報部隊の影騎士と冒険者達に調査を命じたが、思わしくない。兵士は誰も戻らず行方不明。頭を捻って考えているが、迷宮入りだろうな。王国は大損失だ。」


「ははは、まあ、魔抜け行方不明事件と魔神教団の調査は頼むぞ。」


「分かった。」

「畏まりました。」


エルフのエリとハーピーのハルカは、ドラゴンのドラムと一緒に、気功士となった魔抜けの人達のレベ上げを兼ねて、狩りの仕方や薬草の採取等を指導し、気功士ギルドの立ち上げ準備をして貰う。


ケット・シーのペロと雪女のユキ、魔神パズズのバズは、魔抜け行方不明事件と魔神教団について、調べている。


ある日、気功士2人を連れて、修行を兼ねて近くの森に狩りに来ていた。


俺とエリとユキ。


気功士は人間の女の子2人で、名前はアヤとミク。


俺とエリは見守り、ユキは冷気になって周囲を警戒中。


ミクが剣で一角兎(アルミラージ)を倒したのを見守っていると・・・。


「誰か来んした。冒険者の様でありんすぇ。」

ユキから報告があった。


「ん?何だろう。」


「おい、お前ら獣人国から来た商人と冒険者か?」


「ん~。そうですが、何か?」


俺はエリの魔道具で、魔力があるように見えるから、問題は無いよなぁ。

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