137 シャルさんと再会
すいません。
昨日の予約投稿で136話に、誤って135話を投稿してしまいました。
本当に申し訳ありません。
136話をまだお読みいただいていない方は、お手数をおかけしますが、136話に戻ってお読み下さい。
俺達は王都ポロッカの門を通過し、王都内に足を踏み入れた。
エルフのエリとハーピーのハルカは、冒険者証を提示し無料で都市内に入り、俺は商人証を提示し銀貨2枚を払い都市に入った。
冒険者は滞在を奨励しているので、無料らしいが、商人からは入市税を徴収するらしい。
今まで、猫の王国や小人国、獣人国の王都を廻ったが、人間の国サーキ王国の王都はひと味違う。
『大都会』
そんな雰囲気だった。
高層の建物が多く、主要道路は馬車道が広く、歩道を完備。
何より、人で溢れかえっている。
様々な人種が見られ、人々の服装も多種多様。
王都の街中を馬車で進む俺達。
エリとハルカは前に来たことがあった様で、前を見て馬車を操る。
俺は馬車の窓からキョロキョロ物珍しげに眺める。
雪女のユキとケット・シーのペロも、何時の間にか出て来て、俺の後ろから覗いていた。
「凄い人だにゃ。祭りでもあるのかにゃ?」
「単純に人が多いだけだろう。」
「建物も大きいでありんす。」
「そうだね、木造は殆ど無いね。石造りで高層の建物が多いね。」
なんて話をしていると、馬車は石造りの塀の中に入った。
「着いたのじゃ。」
「ここがニャルマル商会?屋敷みたいだけど・・・。」
「そうじゃ。馬車で来たからのう、裏の門から入ったのじゃ。」
建物の扉が開き数人の人が出て来た。
その内1名は、シャム猫のケット・シーであるシャルさん。
「ショータさん、お久しぶりですにゃ。」
俺達は馬車から降りて、シャルさんの元へ近付く。
「お久しぶりです。獣人国ではシャルさんの口添えで、大変良くしていただきました。有難う御座います。」
獣人国のニャルマル商会支店長のニャラカさんに、シャルさんが王都ポロッカにいる事を聞いていたので、冷静に対応したけど・・・。
不味かったか・・・。
「あら、驚か無いのですにゃ。さては、ニャラカが喋ったのにゃ。まあ、ここでお話しするのも、失礼なので中にお入り下さいにゃ。」
シャルさんが訝しげに俺を見た後、ニャルマル商会の建物内に案内する。
「ははは、ニャラカさんにも大変お世話になって、気功士ギルドを立ち上げる事が出来ましたので、お手柔らかにお願いします。」
とシャルさんと並んで話をしながら、ニャルマル商会の応接室に案内された。
「紹介しますにゃ。ポロッカの支店長をしてるニャリですにゃ。」
シャルさんの隣の女性を紹介された。
「ニャリです。宜しくお願いします。獣人国のニャルマル商会同様に、ご贔屓いただきたくお願い致します。」
「ショータです。宜しく。」
ニャリさんは、人間の女性で背筋がピシッと伸びていて、眼鏡をした所謂キャリアウーマン的な感じ。
ニャルマル商会の上層部は有能そうな女性が多いね。
「そうそう、気功士では、大変大きな利益を上げさせて貰いましたにゃ。近々、ポロッカにも気功士を招く予定なんですにゃ。」
「有難う御座います。ポロッカにも魔抜けの人達は多いでしょう。俺がここにいる間、時間に余裕がある時に気功を教えても良いですよ。」
「それは、助かりますにゃ。何名か魔抜けの人達も商会で保護していますので、後でお願い出来ると嬉しいですにゃ。」
「そう言えば、ポロッカでは、魔抜けの人達が行方不明になる事件が起こってるそうですが・・・。」




