表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
Garage Inc.  作者: 鳴海 酒
48/48

舞台裏の話・1

自作、『魔女ドローネと、クリスマスの夜』についての裏話です。

もしあなたがまだ未読でしたら、先に本編を読んでからが良いと思います。

(読者用というより、自分用の日記やメモみたいなつもりです)



■キャラの名前について。

 主人公二人の名前は、最近やったゲーム、ファイナルファンタジータクティクスから取ってます。本当はステファンではなく、ステファニーですが。

 このゲームでは汎用キャラを酒場で雇うことができるんですが、自動で決定されるデフォルトネームによって、各自セリフが用意されてるんですよ。


 二人のセリフはこちら。

 ドローネ「彼ったら、私と妹を天秤にかけるつもりね!」

 ステファニー「彼ったら、姉を天秤にかけるつもりね!」


 すごく気に入ったので、二人セットで雇用して旅につきあってもらいました。

 ちなみにマルガリータ先生もユニットの名前から、眠くなるお話で有名なダーラボン先生の娘さんですね。先生つながり。


■ゾンビについて。

 この作品に限らず、私はゾンビを「ゾンビー」と語尾を伸ばして表記することが多いです。文中の「ゾンビー!」も含め、FF5の影響です。

 ちなみにアメリカ英語とイギリス英語で微妙に発音が違い、ゾンビーと伸ばすのはイギリス式だそうです。

 ですが、私にはあまり違いがわかりません。


 本当は左手が右手のゾンビと、肋骨が突然飛び出すゾンビも出したかったのですが、断念しました。ゾンビ馬と合わせ、ネタ元はジョジョの奇妙な冒険ですね。


 マンガゲーム関連は以上。

 ここからはちょっとまじめなお話です。



■お話全体の小ネタについて。

 もともとのストーリーは、ホラーっぽい話。下書きだけ書いて放置してました。『冬の童話祭り』に出品しようと思い、使えそうなストーリーだったので流用。

 そのとき思ったのが、古い西洋の童話を日本語に翻訳したような文章を書きたいな。ということ。

 書きたいストーリーよりも先に、書きたい文体があって書き始めたんですよね。変なの。

 なので文章のスタイルもですが、それ以外にもそれっぽい言葉遊びをいくつか入れて書いてます。


 本当はタイトルも

『魔女ドローネとステファン、クリスマスの夜の出来事』みたいな感じにしたかったんですよね。

 洋書のタイトルを直訳した感じが欲しかったけど、出品するのにそれはちょっと偏り過ぎかなと思って、ライトにしたのが今のタイトルです。

 でも今思えば、私っぽくないな。やっぱり最初に思ったタイトルにしておけばよかった。


■第一話

 ワードローブは、ナルニア国物語に出てくる異世界の入口ですね。まあただの洋服ダンスなんですが。

 イチイの杖は、ゲド戦記でゲドさんが持っている杖。


 冷酷な魔女のお話は、ダブルミーニングってやつですね。とりあえず jam つながりで、渋滞話。


 キツネ狩りの話は、「The quick brown fox jumps over the lazy dog」からです。これは見たことある人が多いと思うけど。

 キツネ(fox)から F を取って雄牛(ox)にしたので、dog が fog になってしまったという言葉遊びです。

 実は後から気づいたんですが、これって d も消えちゃうんですよね。jumped にしたら今度は s が確保できず。落ちこぼれ魔女の仕業ということで、許してください。


■第二話

 ゴミ山 (ラビッシュ)とうさぎ(ラビット)、お母さん(マミー)とミイラ(マミー)、化け物 (フィーンド)と仲間 (フレンド)でそれぞれかけてます。


 呪文の「バブルバブル・カルドロン・バブル」は、マクベスからです。元は「ダブル・ダブル・トイル・アンド・トラブル~」でした。うろ覚えはよくない。

 そういえば今年(2026年)はシェイクスピアの没後410年ですね。大学の講義か何かで「ひとごろし(1564)に生まれ、いろいろ(1616)に死んだと覚えてください」言われたのを未だに覚えてます。


■第三話

 読み返したら、特に何もないですね。

 強いて言うなら、ボトル・ボトムってあだ名で呼ぶのがそれっぽいかな?

 あ、ピジョン・ブックスの元ネタは「ペンギン・ブックス」です。


 童話のテーマがキラキラなので雪を散らしてみましたが、本当はドローネの心にある「他人と仲良くするのもいいもんだな」的な気持ちの芽生えが、キラキラしていると思うのです。

 でもなんかクサいし説教臭いし(これは別にダブルミーニングではありません)、あまりそのへんを深く書きたくなかったので。


 でも、クリスマスの夜、雪が降るラストにしよう!ということだけは決めてましたよ。


■その他

 実は3回? 最初も合わせると4回以上かも。それくらい書き直してます。短いお話なのに。

 活動報告でも書いたけど、「魔女ドローネは心優しい魔女でした。」なんて行儀の良い文章を書いていたら、筆が遅々として進みませんでした。悲しい。

 もちろん細かいストーリーとかもありますけど、書き直しの最大の原因はですます調の文体でした。

 こんな風にエッセイだと気楽に書けるんですけどね。


 今回の裏話は以上になります。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ