お気に入り紹介コーナーその4『ベガバ』
今回の勝手に応援シリーズは、『Fine,Great』さんの曲、『ベガバ』でございます。
前回は『Bogus Operandi』でしたね。カノエラナさんも紹介しましたし、私の応援は音楽率高めです。
さて、まずは一度聞いてみてください。音楽なので、文字で説明しても始まりません。
と言ってもここにリンクを貼っていいものかよくわかりませんので、各自検索していただければ。
正直に言うと、Fine,Greatさんについて、今回初めて知りました。
一応軽く調べたりはしてみたのですが、あまり情報なし。知名度という点では、今まで勝手に紹介してきた人達の中で一番低いかもしれません。
私が知ったのも、たまたまyoutubeでおすすめリストに流れてきたからですね。野生のゴンタくんみたいな特徴的なサムネが目に留まったので聞いてみたのですが、そうでなければスルーしていたかもしれません。あっぶな!
というわけで、今日は普段よりもじっくりめに紹介していきましょ。
じゃあ早速おすすめポイントを紹介していきますか。
■気に入った点その1、ギター。
ギターがめっちゃカッコイイんですよ、この曲。特に気に入ったのは、中盤のギターソロから盛り上がっていく部分ですね。そしてうねるような歌声のあとは、クイーンを意識したようなラスト。
いいですね。
最初に聞いたときは小説を書きながらだったんですけど、「あれ、ちょっと待てよ、今のとこすごくない?」ってなって、何度も聞き返しましたもん。
聞き返しながらわかったのが、(歌については後からもう一度書きますけど)声とギターとがうまくあわさってて、新しい音色を作っているところ。
もちろんドラムやベースもです。
それぞれの組み合わせがいいよねー、ってのならよくあるのですが、それぞれが組み合わさって別のものを作り上げているって感覚は、新鮮でとてもよかったです。
ラーメンで言うと味変的な? とにかく、楽しませていただきました。
ちなみにこのベガバという曲、私の中の『ギターがカッコイイ邦楽ランキング』の一位に躍り出ました。
ちなみにそれまでの一位は、KANA-BOONさんの『フルドライブ』です。よかったらこっちも聞いてみてね。
■気に入った点その2、歌。
この曲、たぶんプログレですよね? 違ったら恥ずかしいんですけど、プログレっぽさを感じました。すごく。
実はこの曲を聞いて興奮して、すぐ知り合いにおすすめしたんですよ。「ちょっとお前、これ聞いてみろ。え? ああ、変なサムネなのは同意するが、問題は曲だから。かっこいいんだよ」
って感じですね。
そしたらまあ、言われました。「歌が嫌、特に歌い方」と。
いやいやいやいや、まてまてまて。
私も知らんけどさ、この歌い方はこれでいいんだよ。知らんけど。
この歌を聞いて私が思い浮かべたのは、キングクリムゾンやイエスでした。
静寂の中に唐突にぶっこんで来るギターの音色とかあるじゃないですか。曲の途中でそれまでのテンポとか無視して、かぶせてくるように突っ込んでくるところとか。
そんなのを声で表現してるんじゃないの? と思ったんですよ。
もちろん本人に聞いたわけでもないから、よくわかりませんけどね。
そして上にも書いたけど、これは歌だけで聞くんじゃなく、全体が組み合わさった『音色』として聞いて欲しいんですね。
そんな感じ。
■すごかった点その3、イラスト。
動画にある紙芝居?部分についてですね。
紙芝居の絵に関しては、すごく好き! ではないです。ちょっと好き。
ただし、「これが自分の世界だ、これが自分の表現なんだ」と前面に押し出して譲らない姿勢は、すごく好き! ですね。
ただ、私には、これがなにを表現しているのかは、よくわかりませんでした。
なんとなくストーリーを想像しながら、こうかな? 違うかな? と考えながら見ていく感じ。
でも、それはそれでおもしろいと思ってます。
クレヨンなのかな、この絵。学生のころの美術の時間を思い出しました。本を読んで、その挿絵を自分で描く、みたいな授業があったんですよね。
そんな感じで、Fine,Greatさんの中ではしっかりとした世界が固まってるはずです、きっと。
という感じで紹介してきましたが、聞きたくなりました?
好き嫌いはわかれるのかなーとも思いますけど、これも何かの縁です。一度聞いてみてください。
そういえば最後になりましたけど、『ベガバ』って何なんでしょうね。
だれか推測した人がいたら、教えてください。
ではまた、お気に入りの曲を見つけたら紹介しに来ますね。
ばいばい。




