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Garage Inc.  作者: 鳴海 酒
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初ゼルダ

 こんにちは皆さん、お盆の連休は楽しく過ごせましたでしょうか。ちょうど台風にぶつかってしまい、それどころではなかった人も多かったかもしれませんね。

 私はというと、おうちでゲームをしてました。

 珍しくちょっと時間が空いたので、なんか面白そうなゲームないかなーと探してみたんですよ。そこで目に留まったのがゼルダの伝説でした。


 実は私、ゼルダシリーズをプレイするのは初めてなんですよね。世代から少しズレていたり、家にあったハードと嚙み合わなかったり。

 なんだかんだ成人してからは、そんなにじっくりゲームに触れてませんでしたし。


 まあ、そのへんの事情はどうでもいいのです。久しぶりにSwitchを起ち上げ、初めてのハイラルに旅立ちましょう!

 (関係ないのですが、私がスイッチを購入したタイミングって、コロナが流行って品薄になる直前だったんですよね。われながらいいタイミングだったと自画自賛してます。えっへん!)


 さてさて初ゼルダとは言ったものの、ゲーム歴自体はそれなりに長いため、ちょっとした知識くらいは持っています。

 例えばマスターソードは霧がかった森の中にあることくらいは知っていますし、虫取り網で妖精が捕まえられること、ニワトリをいじめたら報復を食らうことも知っています。先ほど「初ゼルダ」と言いましたが、正確には初リンクであることも理解しております。

 それにだいたい、こちとらゲーム歴うん年の大人ですよ。小学生向けの謎解きゲームなんて(いや、いい意味でですよ?)、楽勝に決まってます。ちょっとアクションに苦戦してしまうかもしれませんが、しょせんは子供向けゲームです。

 ほら、昔ちょっと気になってたし、いい機会だし、軽くクリアしてやりましょーか。そんな軽い気持ちで旅立ったんでございますよ。



 ……オープニングから衝撃でした。

 え? おじさん、なんでそんなとこで休んでんの、まだ城に入って数歩ですよ? え、マジ死ぬの? ちょ、え?


 この物語ってそんなに重たいお話だったんですか。もっとライトな旅立ちかと思っていました。初ショックです。


 と、悲しむ暇もなく襲い掛かる兵士たち。あれ、カツカツって、盾? 最初の敵ってことはクリボーでしょ、なにいっちょ前に盾なんか使ってんの?

 うわちょ、痛い痛い、群がらないで! ぴこーんぴこーん、ってハート少なすぎ!

 とかまあ、やりながらなんとか最初の遺跡にたどり着いたんですよ。さすがに謎ときにはつまらず、あっさりとクリアできてますが。、


 そして気づいたんです。

 あれ、これ、めちゃくちゃ面白くない?


 色々と言いたいことはあるのですが、一番は「バランスの良さが半端ない」ってことです。

 例えば道中のトラップなんですが、ちょっと考えればわかるところ。これが楽しい。すごくではなく、ちょっとなのがポイント。

 ちょっと考えさせることで、自分の力でクリアしてる感ってやつが持てて、そのことが快感につながるんですね。このあたりの匙加減で、悩む→わからぬ→つまらない。の連鎖にならないようにしてある。

 そっけないヒントばっかりなのもいいですね。(これは当時の技術的なところもあるのかもしれませんけど)いかにも教えてもらいましたみたいな押し付けも感じません。

 そうやって、ダンジョン内部の細かいトラップはプレイヤー自身に任せつつ、ストーリーの大筋、次はどこに向かうかなどは、占い屋さんが迷子にならないようにしっかりとフォロー。

 この二種のアドバイスのバランスの取り方。脱帽です。


 製作者の気持ちが一番伝わったのが、この部分ですね。プレイヤーへの障害、ハードルを作ろうというよりも、楽しませてなおかつ「ちゃんとクリアしてもらう」ということに重きを置いているんだなあということがひしひしと伝わってきました。


 加えてもう一つ特徴として感じたのが、説明書を見なくても操作を悩まない造りになっているんだということ。何気にすごいことですよね、これ。

 一度にアイテムが一種類しか使えない、選びなおすにはいちいちメニューを開かない仕様。最初は不便だと思っていたのですが、よくよく考えてみれば、これもそのへんを考慮してのことかもしれません。

 複数のボタンでパっとそれぞれの行動をとるのは、慣れてきたら早いでしょう。下とBボタン同時押しでスライディングーとかもですね。けれどその方式では、特定のアクションに気づかないままゲームを進めてしまうかもしれません。それでダンジョン内で詰まったら、大変ですよね。



 そんなこんなである程度進めて、不満といえば足が少し遅いことくらい。ルーラが欲しいなーと思うのはぜいたくでしょうか。

 時間の有り余っていた小学生時代ならともかく、今の私はすみずみまでマップを楽しむスタイルはちょっとまどろっこしくて。というかせっかちですし、レベル上げずに突っ込んで死にかけるのが好きなんですよね。


 とか思ってたところで、ダッシュのためのアイテムが手に入る。ほうほう、さすがのニンテンドータイミング。

 ってうわ、使いづらい! どーんってぶつかるたびにタイムラグもあるし、これかえって遅くなってませんか? あ、途中でちゃんと止まれるんですね。そりゃそうか。

 ……って、足ふみしてる間にまた兵士が群がってるし! ちょ、やめて、痛い! 飛び道具もやめて!


 とまあ、せっかく手に入ったダッシュに不満たらたらの私でした。

 とにかく暴発しやすい。これなんとかならないの? え、私がへたくそなだけ? うるさい。とか思っていたら、ムドラの書っていうアイテムをゲットするイベントで気づいちゃったんですよ。

 内容としては、「本棚の上の本を、ダッシュでぶつかった衝撃で落としてゲットする」ってやつなんですが。


 あれ? これもしかして、わざと、狭いところでぶつかりやすくされてない?



 すげえよ、このゲーム。そりゃ人気になりますわ、神ゲー認定されますよ。うん。


 こうして色々気づけたのも、ゲームからしばらく離れていたせいかもしれませんね。

 もしさくさく詰まらず進めていたら、「ふーんこんなもんかー、面白かったけど、昔のゲームだしボリューム少ないなー」程度の感想しか出なかったような気がします。

 きっと今の私の反応速度や発想力みたいなものって、小学生とどっこいどっこいのレベルなんですよ。だからこそいい感じで楽しめている、と。


 そんなこんなで本当にもうご機嫌で進めていたのです、あいつに会うまでは。




 問題の敵はあれですよ、ヘラの塔に住む芋虫野郎。ここで詰まってしまったところで、私の連休は終わりました。まだ止まっております。


 あー、こんどは芋虫ね、ハナちゃんね。おーきーどーきー。

 しゃばしゃばしゃばしゃばしゃば(芋虫の歩く音) ――キンッ! キンッ!

 あーはいはい、わかるよー。頭じゃないなら尻尾でしょ。まあ、こういう芋虫タイプのやつのお約束ですよねー。

 ――キンっ! キンっ! ……どがっ、ひょろろろー



 って落ちるんかい! はいはいもう一回ね、うん。

 ――キン、キン、キンッ!  ……キンキンキンっ、どがっ、ひょろろー



 ……こいつめ。

 ――キン、キン、 ……ぶしっ、ぐおん!(ボスの悲鳴) よし、やっぱり尻尾なのね。ふふ、これでっ ……ひょろろろろー。



 ……えーと、ちょっと真面目にいくか。 →ひょろろろー、ひょろろろー、ぴこーんぴこーんぴこーん、ひょろろろー。



 ・・・・・・・・・・・・・



 むきーーーっ!! これなんやねん、こんなカキンカキン弾きすぎでしょ! だいたいこっちが酔ってるときにこんな狭いところで戦わせるこいつがずるい!

 酒飲んでなければ楽勝やんこんなん! ふざけんな!


 で、翌朝ですよ。

 ひょろろろー、ひょろろろー、ひょろろろー、ひょろろろー、


 ――いやちょっとまて、さすがにおかしいだろこれは。こんだけ攻撃当ててるのに死ななくて、結局落とされるとか。これ、たぶん変なギミック系ボスでしょ。


 ということで、あまりにも悔しくて、ちょっとだけ攻略サイトをのぞいちゃったのですよ。ネタバレは嫌なので、おそるおそるそこだけ。

 ほうほう、こいつボグテールさんっていうんですね。名前なんてどーでもいいんですよ、倒し方です倒し方。


 「穴から落ちたらやり直しです。逃げつつタイミングよく切りかかりましょう」

 あーそうですか、正攻法ですか。はあ?

 はああ?


 倒せないから見てるんですけど! 何回やっても落ちるんですけどおおおお?


 ということで、今回の神々のトライフォース日記はここまでです。

 みなさん、また次回お会いしましょう。

追記

これを書いたのはお盆ですが、その後なんとか倒せました。今は闇の世界でございます。

ちゃちゃっとクリアする予定でしたけど、もう少し楽しめそうですね。

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― 新着の感想 ―
[良い点] おおーー! なんとスーファミのゼルダですか! あれも面白いですよね! ストーリーは忘れましたけど… 今度はファミコンのゼルダをやってみましょう!ぜひ!
[一言] ニワトリの報復まじビビりますよね。 動物愛護の精神をこそっと鍛えにきているのかも?
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