Let Us Magic the Gathering
知人のエッセイでぎゃざの話題が出たので、少しMTGの思い出について語ろうと思う。
しかし始めた時のわくわくなどどうでもいい。昔使っていたデッキ紹介だ。
テンペストのころ、私はエラダムリの葡萄園というカードが大好きだった。1マナでマナ加速、そして素敵なフレーバーテキスト。
――キノコワインを飲んだジェラードは、なんかふらふらになった。
確か英語だとmushroom wine とか書かれていた気がする。すっげーきになるよな!キノコのワイン!
このへんウィキを使えば一発なのだけど、記憶だけで語るところが非常に楽しいので、いつもの例にならいそれでいくことにする。
今日のお供は梅酒です。
そして葡萄園を得た私は、ステューピッド・グリーンを作……らなかった。
その少し前に赤好きの知り合いが土地破壊デッキを使っていて、なんかいいなーと思っていた私は、緑単土地破壊へとかじを切ったのだ。
以下がそのデッキレシピである。レギュレーションはテンペ~ウルザズ・サーガと思ってくれ。
エラダムリの葡萄園×4
巨大化×3
冬の抱擁×4
忍び寄るカビ×4
砂漠の竜巻×3
ハリケーン×1
ラノワール×4
スパイクの飼育係×3
スパイクの兵士×2
アルゴスのワーム×3
その他生物×8
不毛の大地×4
森×18
※その他生物の記憶があいまいだけど、
5版環境で使っていた時は殺人蜂とデルヴィッシュを突っ込んでいたのを覚えている。
6版だとたぶん、リバーボアとオランウータンあたりか。
酔っ払いの記憶だけど、おそらくこんなもんだろう。
もう少しお金持ちなら、巻物とかが入ってきたのだろうけど。オリジナルにしてはよくできていたと思う。
かの有名なスパイクの誓いデッキは、名前だけは知っていたけれどレシピは未入手。あくまでもベースとなったのはステューピッドのほうだな。
アルゴスのワームのお腹のあたりの色塗り。その質感が大好きでした。
さて、このデッキはその後、オデッセイで赤ゴイフを得て、いきなりの復活をすることになる。
といってもコンセプトだけだけど。
赤単土地破壊+赤ゴイフどーん!デッキだ。
ちなみにマイフェイバリット土地破壊カードは、溶鉄の雨ミラディンだ。
1RR ソーサリー
対象の土地一つを破壊する。それが基本土地ではないなら、その土地のコントローラーに2点のダメージを与える。
どれだけ好きかっていうと、実は私の書いた「最強魔女in山口県」にも登場したぐらいだ。
主人公、レアリー・ホワイトウェル。彼女の愛用しているガチな攻撃魔法が、溶鉄の雨。
ルビはたしか正式なスペイン語訳とは変えていたような気がするけど。
なんというクールなデザイン。RRというコストがまず素晴らしい。加えて3マナ。ストーンレイン感覚で軽く使える。
さらにダメージ。赤っぽい。殴れと言わんばかり。はい、殴ります。
そこで彼、猛烈に食べるもの。召喚酔いはないのです。大好き、ぱーんとあっという間に2桁削り取っていくこともよくある。
ワイルドファイアとも相性良し。
そんな土地破壊カードですが、近年冷遇の憂き目にあっているそうである。
まあ、陰湿だから仕方ないね!
でも、カウンターほど性格悪くはないと思うぞ!
というわけで、今回のデッキ紹介はここまでだ。
気が向いたら泥棒の競りの話でもしようか。
すてい・おん・たーげっと!




