結婚と子供について思うこと
このたび、タイトルを変更しました。「徒然草みたいなもの」から「鳴海酒の Garage Inc.」へ。
それに伴って、「鳴海酒の Garage Inc.」は、「鳴海酒の A Garage Dayz Nite」へ。
もともとGarage Inc.は徒然草の番外編みたいなものだったのでー、ってこんな説明どうでもいいですね。自己満足の部類です。
どうぞ、ヒマなら読んでいってください。
結婚のメリットについて語るとき、「男目線」での「お金」、もしくは「時間」の話が多いなあと良く思います。
女は風俗で十分、コスパがうんぬん、という意見も(ここまではさすがに極端過ぎだと思いますが)あるように、男から見た結婚のメリット、デメリットが語られるわけです。
で、結局結婚なんてするもんじゃないよね、という話にいきつくと。
男からすると損、女からするとイージーモードの入り口。そんな印象。
お金的にマイナス。うん、わかるわー。だって家族が増えるわけだし、出費も当然増える。そして相手のほうが稼ぎが少ないなら、そりゃ半分にして増えるわけがない。
自分の時間が減る。それも当たり前だ。同じ家に暮らしてて、会話もしないすれ違いとか、何のための同居なのやら。
そしてこの状況は、子供が生まれたらさらに加速します。
……変な話です。
言いたいことはわかるけど、でもでも、大切なことが議論のテーブルに乗っていないんです。
それは、幸福度。
例えば自転車。(すみません、だれかさんの影響で、こんな例になりました。)
ロードとかクロスバイクとか? 10万円超えるのって普通らしいです。一時期、盗まれて売られているというニュースをよく見ました。
これって、私から見たら、高いなーって感じなのです。
実用面からみるとダメダメで、荷物は載せられない、二人乗りもできない、雨や風に弱い。
でも、買う人からすると、走る楽しさでその値段分の幸福を得られるから買うわけです。
もっというと、私の想定している自転車と使い方自体がまるっきり違う。
だから、私と自転車好きな人とで、高い安いとかいう議論はそもそも発生しない。
自転車ならちゃんとお互いの立場がわかるのに、結婚や子供となるとそれができないのはなぜでしょう?
結婚した人は、結婚費用で幸せを買ったわけです。
結婚をしたこともない人に、「その商品(嫁)はコスパが悪い」なんてこと、なんでわかるのでしょう?
買ったら案外楽しかった、得をした。そんな経験は誰にでもあるでしょう。
買い物をしたらお金は減る。じゃあ何も買わないのが一番幸せなのか? って話ですね。
さて本題、では結婚はその幸福度に見合うんでしょうか。
結婚による個人のお金のマイナスは、計算自体はできるでしょう。超めんどくさそうですけど。平均値も出せそうですね。
結婚に満足しているということは、その金額分の価値があったということです。
現在の日本の離婚率は、35%前後らしいです。離婚したくてもできないという人もいるでしょうけど、少なくとも6割程度の人は、結婚に満足しているのではないかというわけです。
逆に言うと35%の人は、金額分の幸福をゲットできなかった人、と。
どうでしょう。意外と低いなという印象です。
ネットのご意見番の皆さん、あんたたちが正しいかもしれない。
とまあ、結婚についてびみょーな判断が出たところでなんですが。一つだけ明るい話題もあります。
それは、「子供はお買い得」ということです。
私が今まで出会ってきた人の中で、子供なんていない方が良かった、という人は一人もいませんでした。
例え母子家庭で生活に苦労していても、子供に障害があり、通常よりも金銭などの負担が大きかったとしても。
もちろん全ての親がそうだと言うつもりはありませんが、少なくとも離婚率の35%よりは圧倒的に少ないでしょう。
これだけ多くの人が、「養育費と比較して、それ以上の満足度を得られた」というコメントを残しているのです。
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みなさん、騙されたと思って出生率を上げてみませんか?