お気に入り紹介コーナーその2 『カノエラナ』
どうもみなさまー、初めましてー。わたしわたしはー、ナルミサケです。
はい、ということで今回のお気に入り紹介コーナーその2は、カノエラナさんです。
誰それ、とか言わないように。
これを読んだ人は何かの縁だと思い、とりあえず「おーい兄ちゃん」でググるように。そして聞け。
●ウィキペディアが更新されていなかった件
まあ詳しくはググるかウィキるかしてもらうと確実なのですが、それを言うと身も蓋もないので進めます。
カノエラナ。 カノエが名字で、ラナが名前です。
シンガーソングライター。ギター持った若い姉ちゃん。
CDも出してます。ミニアルバム数枚に、「キョウカイセン」というアルバム一枚。……って、確認のために今ウィキってみたら、キョウカイセンが載ってないじゃないか! ひどい! これ出たの、今年の2月なのに。
まあそんな感じで、半年以上まともにウィキが更新されていない程度には人気がないようです。あらためて悲しい現実にショックを隠し切れない。
つい先日立ち読みした某音楽雑誌で「女性ギタラー特集」みたいなのやってて、そこでは結構大きく載ってたんですよ。おお、がんばれーと、結構うれしかったのに。
ちなみに、アニメ好き、人見知り、方向音痴。髪型は前髪ナナメ。
カノエさんは自己紹介ソングをたくさん出しているので、聞いているうちに自然と詳しくなっていきます。
●私とカノエラナの出会い
気を取り直して進めましょう。
私がこの人に出会ったのは、渋滞中の車内です。ラジオですね。「おーい兄ちゃん」が流れてきました。
私は最初のギターを聞いて思いました。
おお、こいつはロックだ。ロッキンガールだ。
すげえじゃん、こいつ。
そう思った私は、カノエラナでググり、ミニアルバムが出ていることを知ります。買いました。どの曲もロックでした。
数か月を置き、ミニアルバム、そして待ってたフルアルバム。
アルバム発売記念のツアーをしてたので、会場でサインをもらいました。
その後、なかなか出ない次のアルバムを待ちつつ、今に至る。
以上、私とカノエラナでした。
●曲を聞けばわかる、聞いてわからんなら合わない。音楽なんてそんなもの。
はい、じゃ次にどんなところがロックなのかを進めていきます。ただし私は音楽に詳しくないので、説明に期待しないでください。
まあ極論すれば、「一回聞いてみ。合わんならそれまでさ」なのですが。
あまり他の人を引き合いに出す説明はフェアではないのですが、
今の邦楽には、ポップスは多くても、ハードなロックってなかなかない。というより邦楽でどっしりしたロックって、昔からあんまりない。若い人だと特にない。「君はロックを聴かない」わけですよ。あの曲は良い。
ここで強調しておきたいのは、どっしりロックということです。メタルっぽいんじゃなく、ボンジョビとかでもなく、ディープパープルであり人間椅子なのです。
カノエラナの曲は、そんなロック性にあふれている。ひとりかく恋慕のベースとか、おーい兄ちゃんのオープニングのギターとか、カノエラナですのくるくる回るような歌い方とか、嘘つきの毒吐きのような声とか。
特にベースが良い曲が多いです。ベースが良いと、だいたいロック。良いベースの上にギターが乗るから、素晴らしいのです。
そして歌詞。
私がカノエラナを押す一番の理由はロックなところなんですが、二番目は歌詞です。
彼女の歌詞もロックです。というか、歌詞こそがロックです。
安易に感謝だとか愛だとか、守るだとか絆とか永遠とか、そういうセリフは使いません。基本的に、甘い歌詞はありません。(全然ないわけでもないんですが)
かといって厳しいかというと、そういうわけでもなく。
ロックとは反骨精神です。
聞く人の共感を得たいのなら、甘い言葉をささやけばいいのです。それは簡単なことです。
そんな中、彼女が歌うのは、「知るかよ、私はこう思うんだ」。もしくは、「こんな話を考えたんだ、聞けよ」
ロックです。
この姿勢がなければ、私と彼女の関係は「おーい兄ちゃん」の一曲だけで終わっていたでしょう。
私が彼女を応援するのは、彼女が他に同調せずに自分の姿勢を貫いているからです。
●買いましょう(宣伝)
はい、ここまで読んでいただいたあなた。ぜひ聞いてみてください。
ようつべでオフィシャル動画もございます。
そして気に入ったなら、買うのです。
たぶん流通枚数は少ないでしょう。注文しましょう。
カノエラナ、カノエが名字でラナが名前です。
ついでに私の小説も読んで、感想なり評価なりをお願いします。
アニメ化したら、オープニングを歌ってもらう予定なので。