てるてる坊主がいた。
初の投稿となるのでおかしな点があればそっと教えてください。
舞台はアメリカに日本がおく公立高校から始まる....
俺はこの楼閣学園でいえば普通な高校生だ。成績は中の下ぐらいで人付き合いが苦手なぐらい。
理由は友達など作っても何の面白味も感じられないからだ。最初は話しかけてくるやつも居たが顔に出ていたのだろう、そのうちだんだんと消えていった。
っと前置きはこれくらいにして自己紹介をしなきゃな。俺の名は優位クラスでの立ち位置はまぁぼっちと言われてもおかしくはないらしい...
いわゆるかわいそうな奴ということだ。たいていのことは一人で何でもできてしまうためあっちサイドから話しかけてくることはないのだ。「まあ自分から話しかけたりもしないんだけどね...」
このとき優位はクール系イケメンとして名が知られていることに気がついていなかった。ましてや迷惑をかけてしまうから一人にしてあげるのが暗黙の了解となっていることなど
別に友達が欲しいわけではないんだが
退屈なのだ。人生が。
学校など動物園と一緒だ。猿どもが大人たちの監視下にあると知らずに和気あいあいとしている(まあ猿という点では俺も同じなんだが...)
ピンポンパンポン! チャイムが鳴り響いた。
「えー今日の午後から雪が吹き荒れるためこの時間で解散とします。」
周りからイエーイという声が聞こえてくる。俺も嬉しいため内心でガッツポーズをしておく。
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帰路に着いた時には雲行きが怪しくなっていて小雨が降っていた。
家に入ると母親が何か作業を行っている。
「何してるの母さん」
ん?よく見てみると布の中にティッシュをいれて輪ゴムで締めているあれは?-ーてるてる坊主だ。
「雪が降るそうだから雨のうちに止むのを願っているのよ」
面倒だからあんたの部屋のベランダに干しといてね♪と言いながらリビングを出ていった。
うちの母親は面倒とか言っているが我が家においては重要なポジションだったりする。
まぁそれはおいおい話すとして
「早く干さねーと」
優位は自分の部屋に行き母親に指示された通り手早くそれを干す。
今てるてる坊主を見たのだが
「けっこうカオスだな」
ツッコミたいところがいくつもあった。
そもそも何故顔が(@_@)みたいになってんのや!まともにあいつは顔もかけんないのか!?
危ない!これじゃコメディーだ!
その時俺の考えを否定するように霰が俺の頭を叩きつけた。 .....の選定に参加しました...
何かが...聞こえたような..
そして
頭を撫でつつ顔を上げると目の前に(@_@)があった。
「ウワァ!」
「ぼくがついていてあげようか?」
目の前の奇妙なてるてる坊主を前に
ーーーーーーーーーーー少年の人生は変わり始めるーーーーーーーーーーーーーー
スライムの由来は 魔物になるなら何がいい?と聞かれたらスライムです!と答えたのが思い出にあるからです
だって快適そうなんですもの!(^○^)