16話 瑞斗の過去
一年以上も空いてしまい申し訳ないです。
完全に失踪していました。
これからまた不定期ですがあげていこうと思いますので
よろしくお願いします
16話 瑞斗の過去
今僕は紅霧異変を解決し白玉楼に帰る途中魔理沙と霊夢
に色々と聞かれた。
「瑞斗は何処に住んでいるんだ?」
「言っても分からないと思うぞ?白玉楼ってトコだ」
魔理沙は知らない様だったが霊夢は何か引っかかる様だった。
「とりあえず人間の里では無いのは分かったけど、外来人って事でもなさそうね。」
「いや、僕は外の世界の出身だよ、ここには紫さんに呼ばれて来たんだ」
霊夢は呆れた風に言った。
「紫…また外から人を攫って」
なんか誤解してるみたいだったので弁解はした。
「攫われたとかじゃなくてちゃんと任意だから紫さんは悪くないよ」
「任意ってなんで幻想郷に来ようと思ったんだ?」
「まぁ、向こうにいた時に色々あったんだけどさ」
過去を思い出し沈んだ顔をしていると
「何があったの?」
「瑞斗、よかったら話してくれないか?」
いや、そんなの聞いてもと言おうとした時、
「瑞斗、話す話さないは貴方の自由よ、でも話してすっきりする事だってあるんだからね?」
僕は少し躊躇ったが、霊夢と魔理沙の真剣な眼を見て思った。
「………分かった、話すよでも長くなるよ?」
2人は頷く。
「あれは僕がまだ13歳の時…………」
〜瑞斗Side out〜
〜子瑞斗Side〜
僕はいつも1人だった両親も兄弟も祖父祖母も居ない。
両親は僕が5歳の時に死んだ、事故で二人共、両親は結婚の際親類との縁を切っていた、僕はその時身寄りのなさを痛感した、天涯孤独言うものになっていた。
僕は両親の死に直面した際に能力が発現した。
物心つく頃には能力を使った生活が当たり前になっていた。10歳の時に孤児院を抜け、能力を使って小屋を建て暮らしていた。そんなある日少し出掛けていると柄の悪い人達が僕の小屋をネグラにしていた。
「なんだよ子供は家に帰った帰った。」
「ここは僕のお家だよ?お兄さん達僕に用なの?」
こう言うと笑い声が溢れる
「ここがお前の家?バカいうんじゃねぇよ」
「そうだそうだ、仮にここがお前の家だったとしてもたった今からここは俺らの物になったんだよ!」
僕は理解が出来なかった。何故この人達は人の家でここまで威張れるのか。まぁいいや悪い人は全部作り直せばいい。
「お兄さん達は悪い人なんだね」
「あ?なんだと、おい調子乗ってっとぶっ殺すぞ」
そう言ってナイフを突き付けてきた。やっぱり悪い人だ人の痛みを知らない奴だ。作り直すだけじゃダメだ、壊してしまおう。僕はナイフを向けた人を指さし手をグッと握った。すると次の瞬間にはナイフだけが宙に残り、カチャンと音を立て地面に落ちた。
「お、おい!て、てめえ何しやがった!!!」
「消したんだよ」
連中は動揺し僕が消した仲間の名前を呼んでいた。
「お兄さん達が悪いんだよ?お兄さん達が悪い人だから僕が消さないといけないんだから」
僕はこの日を堺に人から化物になっていった。
今回から瑞斗の過去編という事で書かせていただきますまだシナリオが迷走していますので…