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東方魂楼記  作者: 辻利
2章 紅霧異変
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13話 狂った妹

二期テストと修学旅行で遅れました

キリが悪いので変な感じで終わってます

13話 狂った妹


〜瑞斗Side〜


咲夜さんとの戦闘に勝ちレミリア・スカーレットの元へ辿り着いたが霊夢が既に退治しておりぐるぐる巻にされたレミリアが床に転がっていた、少しして魔理沙も到着しレミリアに異変を起こした理由を聞こうとしていた


「なんで異変を起こしたの?」


「私は吸血鬼よ?だから陽の光を浴びたら消滅してしまうだからこの霧を出した訳よ」


なんとも吸血鬼らしい言い分だった


「でもさ、この霧に人間の里の人々は妖気を帯びた霧にあてられて困ってる人も居るんだよ?」


「そうよ、それにこの霧の所為で結界を越えて外の世界にまで被害が及ぶ可能性だってあるの、だから今すぐに消してもらうわよ」


「嫌だと言ったら?」


「敗者に権限があると思ってるの?」


「……分かったわこの霧は消してあげる。」


「ヤケに素直ね、代わりに何かしら言われると思ってたけど」


「別に消してくれるならいいんじゃないか?これでこの異変は解決になるんだぜ?」


「それじゃあ、やるわよ」


レミリアが霧を消そうとした瞬間、下の階から床を突き破る音が聞こえレミリアの背後に床を突き破ってきたであろう人が居た


「お姉様、その人達は誰なの?」


「フラン!どうしてここに!」


レミリアは驚いていた、そのフランとゆう恐らく妹がここに居ることに


「私は部屋に居たけどパチェの結界が消えたから出てきたの、そしたら廊下はボロボロになってたからここに来たんだよ」


フランはレミリアに説明するとこちらを見た


「お姉様ボロボロって事は彼奴らと戦って負けたんでしょ?」


「フラン貴方何を!?」


「お姉様より強いんだから簡単ニハ壊レナイヨネ?」


フランの目つきは変わり凄まじい殺気が伝わってきた、霊夢と魔理沙は殺気にあてられているが冷静であった


「霊夢、魔理沙どうする?戦うのか?」


「正直あんなのと戦うのは嫌ね」


「私もだぜ、なんでか勝てる気がしないしな」


二人の答えは人間としては至極当然だったが霊夢と魔理沙としての答えとは思えなかった


「おいおい、じゃあ逃げるのか?らしくないぞ?」


「逃げるって、いつ言ったのよ」


「あぁ、私達は戦いたくないって言ったんだぜ?」


「ふっ、お前ら二人が逃げるなんて考えた方が可笑しいな」


二人はフランと戦って勝つつもりのようだ


「二人がやるなら、協力するよ」


僕ら三人はフランと対峙し出方を伺っていた


「とりあえず一発でもくらったら即死、間合いに気を付けて戦うわよ」


「間合いに注意してか、なら僕の出番はないだろうな」


僕は近距離戦闘型霊夢と魔理沙は中遠距離型相手の力量は不明無闇に突っ込めば霊夢の言う通り即死なんてこともありえる


「そうね、ここは私と魔理沙がいった方がいいわね」


「頼むぞ、二人とも」



「オ姉サン達ガフラント遊ンデクレルノ?」


「そうゆうことだぜ」


「覚悟しなさい」


フランは二人を見て笑っていた


「アハハハ簡単ニ壊レナイデネ?」


禁忌「カゴメカゴメ」


ライン状に並んだ丸弾を網目模様に配置した大玉をぶつけてラインを崩し拡散させた弾幕が二人に降り注ぐ


「いきなりスペルカードを使ってくるとはなそうゆうつもりなら」


魔符「スターダストレヴァリエ」


星型の弾幕がフランを囲うように展開される

だが次の瞬間魔理沙の弾幕はフランに当たることなく砕け散っていた


「なっ!?一体何が起きたんだ!!」


「ソンナ弾幕ジャフランニハ勝テナイヨ」


「まだまだ余裕みたいだけどコレならどうかしら?」


フランが魔理沙と戦っている隙に霊夢はフランの後ろに回り込んでいた


霊符「夢想封印」


霊夢から色とりどりの大きめな光弾が次々と飛び出してはフランめがけて飛んでいく

ドカーンとゆう爆発音が数回なり響いた


「やったのか?」


「いや、まだだ!」


煙の中にフランはいた服はボロボロになったがダメージはあまり受けていない状態に見えた


「全然効いてないみたいだな」


「モウ終ワリ?」


「いや、まだだね」


僕はフランの上から弾幕をばら撒く


「ソンナノジャ私ハ倒セナイヨ」


フランは弾幕を腕一振りで掻き消しその手にはスペルカードが持たれていた


禁忌「フォーオブアカインド」


スペルが発動するとフランが四人に増えた


「なに!?これはなんなんだ…」


僕達は唖然として動けなかった

そしてフランはその隙を見逃さなかった


「一ツズツ壊シテ行クノモイイケド一気ニ全部ッテノモイインダヨネ」


霊夢と魔理沙の所に一人ずつ僕の所に二人のフランが来た


「言ッテオクケド増エタ分力ガ弱クナルトカソンナノハナイカラ気ハ抜カナイ方ガイイヨ?」


「ご忠告どうも、でも最初からそんな気はないから結構本気でやらせてもらうよ!」


僕が突っ込むと二人のフランはスペルカードを持っていた


禁忌「レーヴァテイン」


二人のフランは炎を纏った剣を持って僕を迎え撃ちに来た


「流石、対応が早いな」


能力で剣を創り出し突っ込むと剣が交わり音が鳴り響く二対一で部が悪いとこもあるが吸血鬼相手に力で勝負したのが悪かった剣は数合打ち合うと折れてしまう


「ソンナ剣ジャ私ニハ勝テナイヨ」


「そうみたいだな、でも勝てないなら勝つまで作ればいいだけだ!」


次は小太刀を作りフランの懐に潜り込み一太刀入れようとしたがもう一人のフランが背後から弾幕をばら撒き守りに徹する事になってしまう


「モウソロソロ飽キテキタシ壊シチャッテモイイヨネ?」


フランが強い殺気は思わず身震いしてしまう程のものだった


「随分強気な発言だな、確かに流れはそっちにある、けどまだ僕の力全部を見せた訳じゃないよ?」


「ソンナノ分カッテルヨ、オ兄サンフラント闘ッテルノニ全然本気ジャナイシ、ダカラソノ余裕ヲマズ消シテアゲヨウト思ッタンダ」


本気でないのはフランにはバレていたようだがさっきのは相当な殺気だったのを考えると本気で行かないといけないのは分かった


「本気で戦ってなかったのは認めるよ、でも今の殺気で本気を出さないといけないって思ったから本気を出すよ」

次話でフラン戦を終わらせたいです

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