10話 普通の魔法使い
10話 普通の魔法使い
霊夢と合流した僕は紅い霧の元凶の建物へ向かっている途中だった
「なぁ霊夢、疑問に思ったことがあるんだが聞いていいか?」
「なによ、疑問って」
「霊夢はいつも一人で異変解決とか妖怪退治とかをしてるのか?」
「なんでいきなりそんな話になるのよ…」
「いや、一人でやってるなら大変だな〜って思ったからさ」
「いつもは一人でやってるけどたまに魔理沙が手伝ってくれるからそんな大変じゃないわよ?」
「魔理沙って誰だ?」
「そうか、会ったことないものね、簡単に説明すれば借りパク魔法使いかしら」
霊夢はそう説明した
「借りパク魔法使いって…まぁ一度会ってみたいな」
「魔理沙もこの異変を解決しようとしてる筈だし、すぐに会えるわよ」
「そうか、楽しみだな〜」
「あ、一つ言っていい?」
「何をだ?」
すると霊夢は前を指差し
「魔理沙が来た」
と言った
「は?嘘だろ?噂をしたら来るとかそんな都合のいい事があるわけ」
すると箒に乗った少女が現れた
「よう、霊夢ここに居たか」
「魔理沙ここに来たって事は」
「あぁ、異変解決を手伝いに来たんだぜ!それとこいつは誰だ?」
「彼は「いいよ、霊夢自己紹介ぐらい自分でする」」
「輝陀 瑞斗 人間だ、よろしくな」
「私は霧雨 魔理沙 魔法使いだぜ!!こちらこそよろしくな」
お互いの自己紹介も終わり
僕達は3人でこの異変を
解決することになりそうだ
「魔理沙はどんな能力を持ってるんだ?霊夢の能力も気になるし」
「私は空を飛ぶ程度の能力と霊気を操る程度の能力よ」
「私は魔法を使う程度の能力だぜ、逆に聞くが瑞斗の能力はなんなんだ?」
「それ私も知りたいわ」
「ん?僕の能力?作る程度の能力だよ」
僕も能力を言うと二人は
顔を見合わせていた
「えっと、つまりどうゆうこと?」
「私も同じくなんだぜ」
「やっぱりか、簡単に言えば」
僕は手のひらに能力で銃出した
「こんなふうに物を作ったり、他にもいろいろできるぞ」
二人はふむふむと納得したらしい
話しながら進むと
目的地に着いていた
「ここか」
「なんとゆうか不気味だぜ」
「そうね、ここからどうする?」
「どうするってどうゆうことだ?」
「三人一緒にいるより別行動で探索した方が効率いいでしょ?」
「そうだな、霊夢の言う通りだ、瑞斗別行動で探索しようぜ!」
二人は一人で探索をしたいようなので了承し別行動で霊夢は玄関魔理沙は窓から僕は門から入って中庭から潜入することになった
「誰が異変解決出来るか競争だな」
「競争って魔理沙、遊びじゃないんだから危なくなったら呼びなさいよ?」
「それはお互い様だぜ霊夢、瑞斗、じゃ後でな!」
魔理沙はそう言って窓から中に入ったようだ
「ここからは別行動だけど気をつけてね」
「あぁ、霊夢もな」
霊夢は玄関の方へ
僕は門の前に向かった
「さて、今度こそ無闘決着、話し合いで決めてやる」
瑞斗はそう心に決めて門へと向かう