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東方魂楼記  作者: 辻利
2章 紅霧異変
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9話彷徨いの果て

お久しぶりです!若干失踪しかけてました。

これからはこんな事にならない様に気をつけます

9話彷徨いの果て


「霊夢は一体何処に行ったんだ…せめて方向だけでも聞いておくんだった」


瑞斗は霊夢を探して飛びまわっていた


その頃霊夢は霧の発生源である紅い洋館に辿り着いていた


「瑞斗遅いわね、やっぱり戻った方がいいかしら?」


と洋館の前で立ち往生していた


「霊夢ー何処だー」


瑞斗は霊夢を見つけられず湖の上で霊夢を探していたすると下から氷の弾幕が飛んできた


「はぁ、またか…霊夢を探さないといけないのに」


「おい!お前ここはアタイの縄張りだ!勝手に入って来るな!」


氷精が僕に言ってきた、どうやら彼女のテリトリーに入ってしまったようだが話し合いで解決しようと僕は試みた


「悪い、ここら辺に来るのが初めてで勝手が分からなくてね。君の縄張りに入ったことは謝るよ、だから許してくれないかな?」


「ふぅん、なるほどねいいよ許してあげる」


(よし!キタコレ!)

「但し、アタイに弾幕ごっこで勝てたらね!」


いつもの如く戦闘は避けられなかった


「こっちからいくよ!氷符 アイシクルフォール」


チルノの側面から滝から水が流れるように降り注ぐ。


「中々綺麗な弾幕だね、でも速さが足りない」


軽々と避けるとチルノは驚いている


「なっ!さいきょーであるこのチルノさまのスペルを!」


そして次のスペルを構えた



「これで!雹符 ヘイルストーム」


チルノは一定時間弾を発射し、弾は停止後軌道変化する。時間が経つほど弾が増える。


「スピードがないから数で攻めて来る気か?」


「そうよ、これだけの数の弾幕よけられないでしょ?」


チルノは威張る様にそう言った


「確かにこれだけ多かったらキツいかもな」


苦笑いしながら僕はチルノに言った


「降参するなら今のうちだよ」


「降参したらやめてくれるのか?」


「当たり前でしょ、戦う気ない人に弾幕なんて撃たないよ」


「そうか、じゃあ降参だ」


僕は、はっきりそう言って両手を挙げた


「え?何、どうゆうこと?」


チルノは混乱している


「だから参った、降参だと言ってるんだ」


「降参?なんで?」


「平和主義だからだ」


「じゃあなんであたいと弾幕ごっこなんてしたの?」


「いや、チルノが一方的に攻撃して来たんじゃないか」


チルノは頭の上に?を出している


「まさか、覚えてないのか?」


「うん、忘れた♪」


軽い感じで言われた


(チルノってもしかしてバカの子なのか?)


「どうしたの?」


「なんでもない、結局通っていいのか?」


「いいよ、それなりに楽しかったし」


あっさり通してもらえた


(通してもらえたけど、また霊夢探しか…)


「ねぇ、そうえば名前は?」


チルノが聞いてきた


「あぁ、言ってなかったね。輝陀 瑞斗人間だ」


「瑞斗ね、うん覚えた」


続けてチルノが聞いてきた


「瑞斗ってさっき通って行った巫女のことを探してたの?」


「えっ?それって紅白の脇が出てる巫女服だったか?」


「うん、速かったからそのくらいしか分からないけど」


と、向こうを指差しながら言った


「それだけで十分だよ、ありがとなチルノ」


僕はそう言い湖を後にした。

霊夢の行き先が判明し急いで

チルノが指差した方角へ進んでいた

すると引き返して来たのであろう

霊夢と合流した


「霊夢なんで戻って来たんだ?」


「なんでってあんたがいつまで経っても来ないからでしょうが!!」


「遅くなって悪かった、心配かけたか?」


「っ!?誰が心配なんか」


霊夢は怒っていながらも

心配してくれていたようだ


「取り敢えず、異変の原因はこの先にあるんだな?」


「えぇ、あそこに建物が見えるでしょ、そこからこの紅い霧が出てるみたいよ」


霊夢が指した方向には建物があり、そこを中心に紅い霧が出ている


「じゃあ、行くか!」


「えぇ、行きましょう!」


僕と霊夢は合流し紅霧異変の元凶の建物へと向かった


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