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第二十五話 青く澄んだ春の空

作者:さっちゃん
最新エピソード掲載日:2026/06/04
春。

私達は三年生になった。

新しい一年生も入ってきて、また体育館が賑やかになる。

あのミーティングの後も、誰一人欠ける事なくここまで来る事ができた。

やっぱり私は、このチームが好きだった。

そして、バレーが好きだった。

放課後になると、結局毎日体育館へ走ってしまう。

六時間目にはテーピングを巻き始める。

そんな毎日は、もう当たり前になっていた。

体育の授業では本気でソフトボールを投げて肩を痛めたり、冷えたペットボトルで肩を冷やしながら授業を受けたり。

我ながら本当にバカだと思う。

だけど私は、そんな自分も嫌いじゃなかった。

引退まで、あと一ヶ月。

終わってほしくない。

私の居場所は、ここなんだ。

そう思いながら見上げた空は、青く澄んだ春の空だった。
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