表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
51/75

窓際の不思議な彼-part43-勉強

窓際にいる不思議な彼

彼に悩みを話すと解決するという噂が・・・

「窓際にいる不思議な彼に」

「困っていることを話すと」

「解決するらしいよ」

「なんで窓際?」

「窓際社員的な?」

「ホントかよ?」

「窓際ってだけじゃ分かんねー」

「窓際にいるわけでもないらしい」

「なおさら分かんねー!」

「一目見れば分かるってさ!」

「イケメンらしい」

「可愛い女の子」

「女の子なら彼じゃないじゃん」

「出た出た!」

「何が?」

「新しい彼の噂!」

「最近、また増えてきたな。この噂」

「完全復活ってことじゃない?」

「やっぱり学校にいるらしいよ?」

「それは嘘情報だよ」

「学校じゃないところでも噂があるし」

街の様々な所でそんな噂の話がされている。


■勉強

「こんにちは。よかったら、どうぞ」

「ええ。お気軽に!」

「僕がお話を聞くだけですよ」

「目の前に交番もあるし」

「怪しくは・・・いや、まあ・・・」

「怪しさ満点ではあるんですが・・・」

「お菓子やお茶くらいなら出せますよ?」

「お金?ああ、大丈夫です」

「いりませんよ」

「お話を聞くだけです」

「なんなら、扉を開けておきましょうか?」

「いいですか?では、どうぞ」

「狭いですけど」

「さあ、どうぞ。お菓子です」

「お茶も」

「どうぞ。なんでも話してください」

「僕は聞くだけ」

「なにか解決するわけじゃないですが」

「なんでもどうぞ」

「ほうほう。ええ。存じてますよ」

「結構な進学校じゃないですか」

「ああ。なるほど」

「勉強している意味・・・ですか」

「難しいですねー・・・」

「たしかに、誰もが考えることかもしれませんね」

「僕なんかは勉強は全然でしたねー」

「特に、算数や数学は壊滅的でした」

「何が分からないかが分からない、というやつですね」

「授業は真面目に聞いているんですが」

「理解できるかは、また別でしたねー・・・」

「え?学校の勉強が役に立ったか?」

「うーん・・・」

「人生の先輩としては・・・」

「役に立たない・・・とは言いにくいですが・・・」

「ああ、すいません。本音では・・・」

「役に立ったかは・・・分からない。と言っておきましょう」

「もしかして、なにか・・・」

「そういう考えに至る出来事でも?」

「ああ、ありましたねー。進路相談と面談」

「懐かしい・・・」

「うーん・・・僕の場合は・・・」

「今のこの現状になるように準備をしてましたね」

「ええ。今、こうやって人の話を聞くことです」

「僕の場合は事情が少々複雑でして・・・」

「ええ。これは副業・・・みたいなものでして」

「まあ、選択肢を広げる為・・・」

「でしょうかね。勉強をするのは・・・」

「え?ああ、先生や親にも、そう言われましたか」

「はは。すいません。お役に立てるようなことが言えず」

「そうですねー・・・何か、やりたいことなどは?」

「いやいや、そんなものだと思いますよ?」

「自分が何をしたいのか、何になりたいのか」

「それを決めている人は少数派だと思いますよ」

「僕は、大学に行っていませんが・・・」

「大学に行く。就職。夢を追いかける。とか」

「選択肢があるなら・・・」

「考えられるだけでも・・・」

「幸せだと思うと良いかもしれませんね」

「うーん。駄目ですねー。どうにも説教臭くなって」

「これでも、まだ若いんですけどね」

「ああ、そうだ!」

「そうは見えないかもしれませんが」

「ここにはいろんな方が来られるんです」

「個人的なことなので、詳細は話せませんが・・・」

「彼らの進んだ道を少しお話しますかね?」

「ええ。そうしましょう!」

「少しでも、答えが見つかれば良いですね」



「ふう。少しは役に立てたかな?」

「勉強する意味・・・か」

「難しいねー・・・」

「納得のいく答えを言える人いるかな?」

「良いお題をもらえたな・・・」

「これからは、このお題も考えながら話をしてみるか」

「ん?」

「電話・・・」

「・・・」

「・・・もしもし」

「はい」

「ご無沙汰しております・・・」

「お爺様・・・」

連載となります。

感想などをいただけると励みになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ