蒙古タンメン
昨夜(八日土曜日)は久しぶりに遠出をして、埼玉の大宮へ。
用件が終わってお腹が空いていたので、たまには外食もいいかと店を探す。そういえばここ一年ほど外食というものをしていなくて、自分で作ったものばかり食べている。
十年ぶりに訪ねて、きれいな街になったと思ったが、歓楽街を歩くとあいかわらずで、客引きのお姉さんが声をかけてくる。
蒙古タンメン中本で、5辛蒙古タンメンを食べる。この店は、3辛味噌タンメンとか、7辛五目タンメンとか、辛さによって品名が違うんだな。両隣の人たちが尋常ではない量を頼んでいたり、アプリにスタンプを押してもらったりしてるので、話に聞くとおり中毒系の常連が通う店っぽい。
初めて食べたのだが、まあ普通に辛くておいしい。これなら9辛北極ラーメンを頼んでもよかった。しかし、上に乗っかっている辛みの麻婆豆腐は、自分で作ったもののほうがずっとおいしいと思う。
麻婆豆腐に必要な調味料(紹興酒、豆板醤、甜麺醤、豆豉醤、花椒、醤油、砂糖、片栗粉)は長期保存できるものばかりなのでストックしておくと、ニンニク、生姜、長ねぎは常備菜だとして、あとは挽肉と豆腐があればいつでも簡単に作れて便利なので、月に一、二回ほどは作っている。
そういえば、ずいぶん前のことになるが、ふらりと入ったラーメン店でいちばん辛いのを頼んでみたことがあった。豆板醤を容赦なくドバドバ入れた麺をフーフー言いながら食べていると厨房で、
「朝鮮どんぶりの準備はできた?」
「はい、朝鮮どんぶり、揃ってます」
みたいなことを話している。
この店はどんぶりにこだわって、朝鮮白磁みたいな焼き物を使うのかな、普通の町中華に見えたけど、意外と凝った店なんだな、なんて思いながら、汗をかいて食べ終わって店を出た。
出しなに振り返ると、店先に大食いチャレンジのポスターが貼られていて、やっと気づいた。
そうか、朝鮮どんぶりじゃなくて、大食い用の大きな挑戦どんぶりだったのか。
大宮へはNornisオーケストラライブに行ってきたのだけれど、感想を書くと町田ちまちゃんデレデレで気持ち悪いことになりそうなので自粛します。




