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幕間

 国会議事堂の地下に造られた、《幻獣保護委員会ファンタジ・ル・エール》本部にて。


『警告、警告。SSSランク級ドラゴン、アジ・ダハーカの復活を感知しました』

「まったく、片倉敬一郎め。さっさと国に《幻獣ファンタジー》をよこせばいいものを」

「これであの老いぼれの手駒を我らが管理できることになる。国に脅威となる存在は我ら《幻獣保護委員会ファンタジ・ル・エール》が管理せねばならん、16年間も待たせおってからに。なあ? ニル」

「はい、ご主人様」


 金貨を溶かしたような見事な巻き髪にそれが映える白い肌と虚ろな碧眼、クラシックなメイド服を身に着けた美少女と言っても過言ではない容姿の。

 自らもアジ・ダハーカと同じSSSランク級ドラゴンであるファーヴニルはどこか靄がかかったような思考を疑問とももたずに、主人である黒いローブにフードをかぶった老婆の言葉にただ頷いたのだった。


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