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spoon〜野良猫の隠れ家〜  作者: 野良猫@翔
第1章:野良猫の隠れ家オープン!
7/10

CLOSEの後……

今日も一日が終わった


客足も前より増えたし、何かとバタバタするようになった



もっとバイトを増やそうと考えてはいる…

考えているが悩む…



ハルヒは頑張ってくれてるけどポンコツだし。



みーやんに関しては…触れないでおこう






キッチンを1人、ホールをあと2人欲しいところだなぁ…


来月からテラス席も出す予定だし





試しに募集掛けてみるか…



「 おい、みーやん。明日このチラシを街に貼ってこい」






賄いを頬張りながら今日教えた事を必死にメモしてるみーやん




地味にマメなんだよな、地味に






「ん?チラシ?翔にぃ人増やすの?


はっ!まさか俺が使えないから他を増やすのか!?酷い!酷いよ!翔にぃ!!」






何勘違いしてんだこの馬鹿は


あーでもありっちゃありだなぁ

みーやんの代わり、かぁ…




「でも、みーやんいなくなったら誰が雑用するん?うち、雑用よりホールやりたいから嫌よ?」





まぁハルヒが言うことは一理ある


いままで俺とハルヒの2人で雑務なんかを分担してたがなかなか店を離れなれない俺とポンコツのハルヒじゃ限界があった



そこで新しく入ったみーやんを使ってみた所、遅いにしろしっかりとこなす所かして

抜けられたら困る





「あー安心しろ。お前はまだこき使う予定だから辞められたら困る」





「あの、翔にぃ?喜んでいいのか悲しんだらいいのかわからんよ?

頼むからもう少しで別の言い方してくれん?」






「あ?あーそうだな。

雑用が必要だ、みーやん」





ん?何故落ち込んでんだこいつは


俺なんか間違ったこと言ったか?

んーわからん





「でも、キッチンを1人、ホールを2人ってずいぶん増やすんやね。

急にどうしたん?」






小動物にはまだわからんか…


まぁポンコツだから仕方ない、か




「来月からテラス席を出すだろ?

そしたら客も今より増える可能性があるし、間違いばかりのホールじゃぁ客を困らせちまう。

それに、俺一人で作るのも厳しい」





なんかムッとしてんなぁ

糖分足りてねぇんじゃねぇか?

帰りになんか持たせてやるか



「どうせポンコツですよーだ…」




あ、拗ねた






「このチラシで募集かけるんやね?

なら、キッチンとホール出来そうなのに心当たりあるで?声掛けてみよか?」




おいおい…みーやん

大丈夫なのかよ…





「翔にぃ、今大丈夫なのか?って思ったやろ!?

いいか、聞いて驚け!1人は料理を職にしてる!もう1人は接客のプロ!ハルヒには、およばんかもしれんけどポンコツやないで!」




あーぁ知らんぞー


あ、ハルヒがぁ…






みーやんの後ろに回ってぇ…







お盆を振り上げてぇ…







バコォォォォォォォン!!!!








はい、当たったーーーー



「そんなん言うなら、はよ声掛けて連れて来ればええやん。

話聞く限りは良さそうなんやし。

うちも1人心当たりあるから声掛けてみるわぁ。」







屍とかしたみーやんかもしれない、何かが転がってるけど

まぁこいつらに任せてもいいかもな







「じゃぁお前らに任せたわ。じゃぁ今日はこれで閉店だ。後片付け頼んだ、先上がるわ。

お疲れさん」

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