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spoon〜野良猫の隠れ家〜  作者: 野良猫@翔
第1章:野良猫の隠れ家オープン!
6/10

野良猫カフェにあらたな仲間がとーーーじょう!

あれから口コミだったりで常に人がいるような状態になっていて、静かな野良猫カフェから賑やかなカフェへ変わっていた


一人で回すのも難しくなったという事もあってアルバイトも何人か雇った


「ポンコツ!料理上がったぞ!持ってってくれ!」



ポンコツことハルヒは元々お客さんだったけど忙しそうにしているのを見て率先的に皿洗いや配膳などをしてくれて

賄いや気持ちばかりではあったがこっそりカバンにお駄賃を入れたりしていた



「はいはい!どうせポンコツですよ!!これ3番卓だね!持ってくねー!!」



「アホ!8番だ!いい加減自分が書いた字くらい読め!誤字ばっかりしやがって…」




ハルヒをポンコツという理由は注文取っても誤字、その誤字を訂正しても誤字…。

良く運ぶ卓も間違えるが笑顔と持ち前の明るさでお客さんに愛されていて、密かなFANもいたりいなかったり…。



「またハルヒ誤字ったのぉ?ほんと可愛いなぁ。

これだから許せちゃうんだよなぁ」



はい、この方はハルヒに甘々の常連さんで首筋美人のみやびさん。

ハルヒ目当てでよくうちに足を運んでくれる。


良くカバンをガサガサしながらあれがないこれがないとギャーギャー言ってたりもするけどね笑





「お待たせしましたー!野良猫特製の毛玉ハンバーグでぇす!」



…いや、だからさ。毛玉ハンバーグなんかねぇから。

何だ毛玉って

吐いてんじゃん、毛づくろいしたやつ戻してんじゃん



「毛玉じゃねぇだろ…。手ごねハンバーグだって…。

どっから毛玉が出てくんだよ…。」




まったく…


でもまぁこいつには助けられてるし、おかげさまで楽しくやらせてもらってるからいいけどさ





…ガン!カランカラン!



「…イテテ、翔にぃ!買い出し行ってきたよ!お待たせ!」




ほんとこいつはもっと静かに入って来れんのかね…



「み、さようなら」




み、ことみーやん。

ふらっとうちに来て、ソワソワしてたのが気になってコーヒーとケーキをサービスで出したら何故か気に入られて俺のことを兄呼ばわりしてくる。


こいつもまたうちで働く一人


御察しの通りいじられキャラですよと




「ちょいちょいちょいちょい!?それ地味に来るから!さよならやない!?なんなら今来たばっかやからね!?」



あ…ハルヒが後ろに回って…





お盆を振り上げてぇ…





みーやんの頭にぃ…






パコーーーーーーーン!!!!



はい、ヒットーーー





「あんた、もっと静かに入ってこれんのぉ?

お客さんおるんやし、ほんっといい加減にしてやぁ…。買い出しだけやのにどんだけかかったんねん、ほんまにぃ…」




殴り伏せて床に転がってる、元みーやんのようななにかを睨みつけながらため息を吐いてるけどもよ?

絶対聞こえてないというか聞けないぞ?

なんなら生きてる?それ、生きてる?




「ハルヒ、そんなところで油売ってないで早く食器下げて皿洗いしてくれ。

それ終わったら賄い作ってあるから昼休憩しろ。

あ、ついでにそこに転がってる得体の知れないゴミは表に捨てとけ」





たぶんみーやんだったようななにかわ指差して油を売ってるハルヒにやることやって休憩に入るように促してみた




「…ちょっと!?翔にぃ!!ひどい!!人をゴミ扱いして!!

なんなら見てたでしょ!?殴られたの!!ハルヒにバコン!って!ねぇ!たんこぶ出来た!たんこb…」パコーーーーーーーン!!




あぁーあ…しーらね

まぁた食らってやがる

あ、引きずられてる


カランカラン




ぽい




ドンガラガッシャンわっしょい!!



カランカラン





「ゴミ掃除おわった。じゃぉ下げるもの下げて洗い物したら休憩入るね?

翔くんも少しは休まなぁあかんよ?」




うん、何事もなかったかのように皿を下げて洗い場に消えていったね、うん


なんか投げ飛ばされてたぶんみーやん?かもしれないなにかが飛んでった気がしたけど気のせいだな、うん



ま、こんな感じでホールは楽しくやってますよと

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