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spoon〜野良猫の隠れ家〜  作者: 野良猫@翔
第1章:野良猫の隠れ家オープン!
3/10

夜の部〜初日〜

めいちゃんが来店してくれてから、数名の方が訪れた



ピクニックの最中だったり、街に向かう最中だったりと皆んなそれぞれではあったが

とても嬉しかったです



サービスのコーヒー一杯無料は好評で少しだが料理も出たりしてカフェらしくなった





日も暮れ出して、来店された方も変えられてこれから夜の部に移る



昼間はカフェ、夜はちょっと小洒落たバーになる

ディナーも食べれて、お酒も飲める


そいえばめいちゃんお酒に反応してたから飲むのかな?じゃぁお酒に合うおつまみかデザートでも作っておこっと




夜の部に向けて準備を進めて、外の看板や灯りを点灯させて夜の部がスタートした



…が、相変わらず誰も来ない…


そんな上手く行かないよなぁ…

もしかしたらめいちゃんもなんだかんだ忙しくて忘れてるかもしれないし…




とりあえず焼いたケーキを飾り付けしておこうかなぁ


…そんな事を思いながら作業に取り掛かって飾り付けも完了して、グラスや食器を磨いたりしていたら夜の部オープンから2時間…



もぅいい…わかってたさ、誰も来ないことなんて!!!

ふんだ!一人でケーキ食べてやる!おつまみも買ってやる!!!


拗ねながら厨房へ向かおうとした時…




カラン…カラン…



「あ!翔くーん!来たよー!!友達も連れてきたの!…相変わらずお客さんいないねぇ。静かでいっか」



…グサッ、地味に突き刺さる…




「ちょっとめいちゃん、失礼だよ?いくらお客さんが居ないからって堂々と言うもんやないで?

街はずれで人気がない所に建ってて知られてなくてガラガラだなんて」



泣いていい?泣いていいよね?これ?

めいちゃんといい、その友達といい…なんで気にしてる事をしかも、ど直球に言うのよ…泣


「…えっと、いらっしゃい、めいちゃん、とそのお友達さん。初めまして、ようこそ野良猫の隠れ家へ…。どうぞ、此方はお掛けください。」



めいちゃんが連れてきたお友達の第一印象はオシャレさん。そして、めいちゃんが小柄でその子が高めのヒールを履いてるからか女性にしては高身長でスタイルも良き

身につけてるアクセサリーもよく似合っていた



「めいちゃん、ほんとに来てくれたんだね?ありがとう!」


夜なのでコーヒーではなく、ハーブティーを入れながらお礼を言ったんだけど

相変わらずめいちゃんは少し高めのカウンター席に手こずりながらやっと座れたようだった



「うん!だって、約束したし!rin(りん)ちゃんに教えたかったから!それにお酒も飲めるし、サービスしてくれるんでしょ?だって、初めましての女、めいです!」



もぅ素直に嬉しい。連れてきてくれたお友達はrin(りん)ちゃんと言うらしい。



「めいちゃんから誘われてきたんやけど、ええ所やなぁ。静かだし、初めましてrinでぇす!よろしくお願いしまぁす!」



とても笑顔が素敵でどこか幼さが残るがしっかりした印象のめいちゃん、rinちゃんは大人びていて落ち着いた印象だった



「ご丁寧にどうもありがとう。初めまして、野良猫の隠れ家のオーナーをしてます、野良猫 翔です。ご来店ありがとうございます。こちらメニューになりますので、ごゆっくりお選びください」

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