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僕は最強のグラディエーター  作者: カケヤン
3/3

殺されるかも。

コンコン。



「失礼しまぁ~す!!」



僕は校長室の扉を勢い良く開き、大きなジャンプで校長先生の前にたった。



「あら?ラストくんじゃない!どうかしたの、何か質問でもあった?」


「いえいえ、倒したんですよ。魔物を!」


「ええ!もう!?凄いわねぇ~!ところで誰だったの?」


「今日新しく入ってきた先生の一人です!あの眼鏡のヤツです!」


「あぁ~、あの教師ねぇ。生徒に殴ったりしてて問題があった教師なの。それに担任を持つと生徒が何人も退学していくのよね。」


「おそらくは殴るのは、魔物は攻撃的なので本質を押さえきれなかったのかと。僕が見つけたときも攻撃的な発言ばかりしていました。それと担任を持つと生徒が退学するという問題は、生徒を食い退学扱いしてるのかと。」


「でも倒してくれたんだし、もう安心よね?」


「はい!あの魔物以外居なければですけど。」


「ところで、ルキナちゃんは?」


「あぁ~。アイツは足遅いのでまだ来てないですね。」




「足遅いじゃない!あんたは廊下走ってたでしょうが!校則ぐらい守りなさい!!」


「あら!ラストくん廊下走ったの?ダメよ、廊下は歩かないと!」


「はーい。それと校長先生、女子3人組が僕の発言が不適切だと思い校長先生に言いつけたとか言ってたのですが、それは聞きましたか?」


「あぁ~、彼女らね。厳しく指導するとか言ったけどライトくんはしてもいいことを、しようとしてるのだもの。私は怒らないわ。」


「先生!ダメです!!殺しは良くないです!」




「でも、貴方たちの仕事は殺しじゃない。」




「そうだ!そうだ!」


「でも気軽に命をとるなんて。」


「本当にイライラしない限りここでは殺さないよ。」


「そうね、最低限は殺さないでね。ここから優秀なグラディエーターも出るかもしれないからね」


「分かってます。でも僕には敵わないてますけどね。」


「それは当然よ。でも、今日はありがとね!また何かあったらお願いね!」


「はい!喜んで!」


「もちろんです。では。」



─── ─── ─── ─── ─── ───



「まさか校長先生も殺すことに賛成気味とは、ビックリだわ。」


「だって殺しても構わないなら自分の好きにしていいだろ?って話になる。」




グラディエーターは半分位の人には嫌われている。

さっき校長先生もいっていたが『ここから優秀なグラディエーターが出るかも』それは絶対にない


グラディエーターになれる人は限りなく少ない、

それに殺されると思い込み近づく人も少ない。

結構悲しい仕事だ。


だが、かなり給料もいい。

さっき倒した雑魚でも、かなりいい金になる。


でも、



命を天秤にかけて戦わなくちゃいけない。



そこまでして戦うのは馬鹿馬鹿しくなり

なりたいと思う人もいなくなる。


それでも魔物に襲われると

助けてくれと言ってくる。


グラディエーターを嫌っている団体の所にも魔物が入り込んだ時にはグラディエーターに助けを求めていた。


僕はこれが許せない。グラディエーターを嫌っている奴らを助けるグラディエーターを僕は英雄だと思っている。嫌われているのに助けるなんて。


僕だったら絶対に助けないな。


だから本当の最強はその人たちだと僕は思う。




「ライトは人を殺してもいいと思っているの?」


「自分の勝手だと思っている。ルキナが殺したらダメだと思うなら、ルキナは人を殺ろさない。


僕は時と場合によっていいと思うから。その時によって人を殺すかもしれない。」



そう言った時にルキナの顔をみたら泣きそうになっていた。僕は変なこといったかな?



「本当にそう思っているの・・・?」


「もちろん、俺だってなるべく殺したくはない」


「もういいよ・・・」


「おい!ルキナ!!」



はぁ~。久々に女の子を泣かせてしまった。もしかしたらこれをルキナのお父さんに知られて殺されるかも知れない。気を付けておこうかな。

それより教室に戻って授業うけないと。



─── ─── ─── ─── ─── ───



ガラガラガラ。


「スミマセン。遅れました。」


「遅いぞ!!何してたんだ?」


「少し体長が悪かったので保健室に行ってました。」



「先生!!そいつ嘘ついてます!!」



あの3人組のウザい一人だ。もういい加減にしろよ。



「何なんだよ。お前ストーカーでもしてたから言えるのか?」


「ストーカーなんかしなくても分かるっての!あんたが校長先生にまた呼び出された事ぐらい。」


「そろそろ止めないか?」


「あんた校長先生になに言われたの?『学校を辞めてください!』とか?」


「はぁ、もういい加減にしてくれ。次に喋ったら

『殺す』からね。」



俺の発言に周りはざわついている。やはり殺すってのは言い過ぎたかな?



「殺せるものなら殺しても見ろよ!!」



もういいや。黙らせてやる。



「ラスト・エディット!!」



巨大な聖剣を取り出した瞬間に周りはビビり、先生は腰を抜かした。



「ゴメンな、ルキナ。俺の殺すタイミングってのは今みたいだ。」



高速的な移動でヤツの目の前に行き。切り裂いた。



カキーン!!。。



何者かにより俺の攻撃は防がれた。

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