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生まれ変わるなら木になりたい!  作者: 神の狸
幼木の章 生まれる世界
19/30

第18話 危険物取扱注意!

 風の精霊シル。


 翡翠のような眼。

 薄緑色で天然パーマの髪。あちらこちら髪がはねており、しょっちゅう面倒見のいいウィズに直されている。

 服装はダボダボのローブ。ローブの色もまた深い緑色をしており、それが風に乗って宙を舞う姿は、まるで風に溶け込んでいるかのようにも見えるだろう。

 声はやや高めのテノール。間延びしたような喋り方をし、聞いている方は時に焦れったくなることが多い。

 性格はマイペースと言える。やや不思議系も。何を考えているのか周りからは判断しづらく、そういう時はアリアだけがシルの言動についていくことができる。表情は明るく、多彩であるが、言動と表情が一致していない場合も多く、それが逆にポーカーフェイスとなって、ますます周りをシルの内心から遠ざけるようだ。一言で言えば掴みどころのない精霊だろう。

 

 これはそんなシル達、四精霊が生まれてから少し経ったある日の、とある一幕である。







「シルっ! シルっ!」

 


 その日、俺はシルを探していた。

 シルが、ソラにイタズラをして泣かせたのだ。なんでも風を起こして、ソラの髪をぐちゃぐちゃにしたらしい。

 そのぐらいで大泣きしてしまうソラの気弱さにも辟易してしまうが、そんなイタズラをするシルに一番の問題がある。

 シルはどこかイタズラ好きであるのか、このようなイタズラを起こす頻度が高い。

 その対象はソラだけに限らず、ノンやウィズに行うこともあるのだが、二人は中々強く、ウィズには(たしな)められ、ノンには一蹴されてしまう為、どうしてもソラへのイタズラが浮き彫りになりやすい。

 ただ、まあ、イタズラ自体はそれほど悪意のあるものでない所を見ると、これはシルなりのコミュニケーションなのかもしれない。しかし、やはりイタズラで相手を泣かせてしまうのは問題である。

 今日こそは説教しようと、いつもすぐに探すのだが、逃げ足が速い上に隠れるのが上手く、中々見つからないのだ。

 そこは流石に風の精霊なのだろう。とにかくどこにでも紛れてしまう。特に、大きさが十センチと人形ほどしかないこともあって、一度隠れたら俺ではほとんど見つけられないのである。



「どうしたの? カエデ」



 どうやら誰かが話しかけてきたみたいだ。

 意識を向ける。アリアだ。



「ああ、アリアですか。シルを見ませんでしたか? あの子はまたいたずらをして……」


「シル? 知らないけどねー それにしてもすっかり君も父親が馴染んできてるよね」


「うっ!」



 そこは正直、分かっていても突かれたくない点である。

 日に日に自分が所帯染みてくる姿は、なんとも落ち着かないのだ。

 俺はまだ独身だー、と叫び出したくなる。

 まあ、一度精霊体でそれをしたら、シルが「離婚~、別離ぃー」と楽しそうだったので、もう二度とやるつもりはないのだが。

 それにしても、ノン、ウィズなど手のかからない子や、ソラのようなおとなしい子ばかりでもこれだけ大変なのだ。子育ては大変なのだなとしみじみ思ってしまう。

 ああ、シルは別ね。これだけ面倒を起こす子は逆に珍しいだろう。とにかく常時何か問題を起こしているのだから。



「まあ、父親かどうかはどうでもいいんですけどね」


「いいんだ~」



 ああ、そうニヤニヤするな。うざいうざい。



「いいんですっ! それで、シルなんですけど、本当に知りませんか? シルの居場所?」



 アリアは、シルの行動や思考を唯一理解し、読み取れる存在である。俺や他の精霊たちには分からないことでも、アリアはさすが母親というか、むしろシルのそういう所は母親譲りのためなのかは知らないが、すぐに理解する。

 今だって、多分、アリアはシルがどこに隠れているか多分知っているだろう。言わないだけで。



「うーん、知ってたとして、カエデに教える必要はあるのかな? かなかな?」



 うざい。こういうからかうような言動が多いのも、シルは母親譲りなんだろうなと思ってしまう。

 そういう悪いところばかり真似するのはやめなさい!



「いや、多分カエデの影響も多分にあると思うけどね。

 まあ、ともかくわたしは知らないよ。知ってても教えない」


「本当に?」


「本当に!」



 ニヤリ。


 俺は笑う。

 そんなことを言っていてもいいのかな?



「ああ、それは残念ですね。では、違う子達に聞くことにしましょう。

 ああ、それにしても、実に残念なことです。

 今回は、シルの居場所を教えてくれた方には、特別に樹液をプレゼントしようと思ってたんですが、アリアは知らないと。ああ、残念なことで……」


「教えるよっ!!!!」



 かかった!

 なんとチョロイやつだろうか。少し、樹液の話をしただけでこれだ。

 こういう女を俗にチョロインというのではないだろうか。

 いや、多分違うけど。


 しかし、まあ、アリアの気持ちもわからなくはない。

 何故なら、新たに生まれた精霊たちは、まだ自分でマナを集めれないため、成長のための栄養分として樹液を必要としているのだ。その為、毎日のように樹液を与えており、一方のアリアには、子供たちの分が増えたこともあって、少し前からある程度自重してもらうことにしたのである。与える回数を三日に一度まで減らした形だ。

 そのことを宣告した時には本気で文句を言ってきたが、「母親でしょう」の一言で撃沈した。あれでも一応、母親としての責任感はあるらしい。

 しかし、それからというもの樹液が絡むとより別人のようになり、必死に食い下がってくるのだ。

 これが非常に面白い。

 一度、あまりの面白さに与えすぎてしまった時には少し反省したが。まさか、あれも作戦だったとは……


 ともかく、そういうわけで、今回も釣れるだろうと思ったが、本気でまた釣れるとは思わなかった。

 前に樹液を与えてからすでに二日経っているというのが大きいのかもしれない。

 一番恋しくなる頃だしな……



「えー、でも知らないんでしょ? 教えないんでしょ?」


「知ってるから! 教えるから! 樹液、樹液! 樹液をください!」


「じゃあ、どこにいるんですか?」


「そこっ!」



 アリアが突然懐からサバイバルナイフを取り出すと、俺の枝の一本に向かって投げる。


 痛っ!

 

 枝に何かが刺さったような痛みが走った。

 痛いから! ナイフを急に枝に突き刺さないで!

 いきなりナイフを出してくるとは意趣返しにしても質が悪いぞ。

 お前は切れやすい若者か!


 と、まあ、これは冗談である。痛いといっても包丁で指を切った程度なのだ。

 しかし、不思議だな。最近では、精神が木としての感覚に近づいたのか、世界樹に傷がついてもほぼ感じなくなりつつあるのに、なぜそのナイフが刺さったところはこんなに痛いのだろう。

 というか、そのナイフって……



「そう。例の樹液飲む時用のサバイバルナイフだよー」



 やはりか。

 アリアが最初に樹液を飲んだとき、俺の精霊体から作り出したサバイバルナイフである。

 いわばこの世界で四番目に生まれた被造物といっても良い代物だ。精霊たちよりも生まれてくるのが、百年ばかり早い。お兄さんである。まあ、意識はないけど。

 ちなみにこのナイフ、最初の時に使われて以来、俺が自分で樹液を出せるようになった二十年前まで、ずっと樹液を飲む際に世界樹に傷を付ける用として使われてきた。

 一時期は、俺の恐怖の対象であったものである。

 最近見ないなー、と思っていたのだが、まだそんなところに隠し持っていやがったか!



「こういう時に便利だからねー それにこのナイフはただのナイフじゃないんだよ?」



 そりゃあ、そうだろう。俺を傷つけてきた恐怖の対象だしな。



「いや、そうじゃなくてね。

 このナイフはね、もう八十年も毎日、世界樹を傷つけるたびに、その樹液を浴びてきたんだよ。高密度のマナを染みこませ続けてきた。その保有マナ量は相当なものといえるだろうね。もはや神器といえるくらいには達してるかもしれないかな。すでに本気を出せば、物質だけでなく、精神や魂、果てはマナすらも切り裂けるだろうね」



 ああ、だから感覚を感じなくなりつつある世界樹でも痛みを感じたのか。

 というか、そんな危険物をほいほい放り投げないで欲しい。

 危ないじゃないか!

 しかし、なんだろう。神器と言われると中二心がうずくのだが、それがサバイバルナイフだと思うと一気に冷めてしまうのは……

 やはり神器なんだから、相応の武器がいいよな……、剣とか。


 なんにせよ、神器というのはほいほい投げるものじゃないと思うんだ。よし没収!



「まあ、大丈夫だよ。本気を出さなかったら、少し痛く感じるくらいのただのナイフだから!」


「いや、それでも、危険物には違いがありません! 没収です」


「えー」


「没収!」



 こんな精神が子供の神様に、こんな危険物を持たせておくのは危険なのである。

 刃物は危ないので、取り扱いに注意しましょう。


 ん? しかし、何かを忘れているような……



「パパ~ ママ~ 下ろしてぇー」



 ああ、そうだ! シルのことだ! 忘れてた!

 俺が、その声のする方を見てみると、アリアが投げたナイフがローブの裾を世界樹の枝に縫い付けられて、世界樹から吊り下がっているシルがそこにいた。


 …………なんだろう。てるてるぼうずが下がっているみたいで、少し面白い。

 反省も兼ねて、しばらくこのまま置いておけばいいんじゃないだろうか。



「おろしてぇー おろしてぇー」



 やっぱりやめよう。すぐ傍でずっと騒がれ続けるのは迷惑以外の何者でもない。

 それに、少しずつローブが脱げかかって、色々とマズいことになっている。



「やれやれ」



 しょうがないので、俺は、シルの傍に精霊体を出して、右手でナイフを引っこ抜くとともに、左手で逃げ出そうとするシルの襟首を掴んで、そのまま地面に着地する。そして、手に入れたナイフを悪用されないように、俺の根元付近の地面に深々と差し込んだ。

 まあ、こんなことをしても、アリアがその気になれば持って行かれそうだが、しかし、まだ俺が普段目に付くところに置いておいたほうが、管理しやすいだろう。

 こんな危険物を放って置くわけにもいかないしな。それに、こう木の根元に刺さっていると、どこぞの聖剣みたいで少し格好いい。まあ、実際はナイフなんだが。



「ははっ、いい格好だね、シル!」


「ママの裏切り者ぉー」


「聞こえないー」



 俺の左手に猫のように掴まれているシルと、それをからかうアリアが何か子供同士のようなやり取りをしている。

 シルはともかく、アリアは神様なんだから、やめなさい!

 まあ、傍から見ている分には、シルの大きさが小さい以外は何も違和感を感じない光景ではあるのだが。

 相変わらず、アリアは小さいな……

 背も、そして胸も……


 おっと、いけない。これ以上考えるとアリアの鉾先がこちらに向いてしまう。

 それに、ソラを泣かせたシルを叱るという、最初の目的を果たさねば。



「こらっ! シル! またソラを泣かせたでしょう!」


「違うんだよぉー、パパー」


「何が違うんですか!」


「シルはねぇー、風の新たな使い道を開発していたんだよぉー」



 風の新たな使い道?

 シルは、実は何か発展性のあることを考えていたというのか?

 

 こういう場合、よくありがちな風魔法などの使い道といえば、火魔法と合わせて髪の毛を……

 はっ! わかった!



「ドライy……」


「そうー、その名もぉ、パーマ製造術ぅー」



 ……違った。

 まあ、そうだろう。そもそもシルがドライヤーなんていう文明の利器を知るはずもないのだから。

 大体、精霊は肉体を持たないのだ。こうして見えている姿も俺の精霊体と同じで、マナの塊でしかない。髪を洗う必要すらないのである。まして、ドライヤーなんて作る必要がないといえるだろう。

 まあ、なんというか、俺の早とちりだったらしい……

 

 しかし、何なんだ? そのパーマ製造術というのは?



「パーマ製造術はねぇー、シルと同じような髪型に相手を変える術だよぉー。ソラの髪型がぁー、退屈そうだったからぁー、シルと同じにしてあげようとしたのぉー」


「……ソラにはソラのこだわりがあるのです。あなたの価値観を押し付けてはいけませんよ」


「でもねぇー、ソラの髪型にはねぇー、属性的適合性が足りていないと思うのぉー。本来ある形とは違うことでね属性的な意味合いがねぇー……」



 何か始まってしまった。

 シルはたまにこのように、俺の理解の及ばない話をすることがある。

 こういった話をしているときは、アリアにしかその内容は理解できない。

 実際、アリアに聞く限り、それらは間違ったことではないらしい。むしろ、正しいことが多いのだとか。

 しかし、どうもシルは天才型らしく、常人に理解できるように話すことはないのだ。それゆえ、その思考回路も謎であり、時に我々からしたら突拍子もないことをする。そういう子なのだ。



「でも、シル。結局、その理論は、ソラの現状には即してしないでしょ。いいからここは、男らしく謝ったら?」



 アリアが、シルの話を途中で止め、そう切り出す。

 おお、アリアもたまにはまともな事を言うではないか。その通りである。

 堂々と、男らしく謝って……



「男? 精霊に性別なんてあるんですか? 肉体を持たないのに?」


「何を言ってるんだよ? 精神がある以上、その性別はあるに決まってるでしょ?」


「え? でも、シルは男の子なんですか?」


「そうだよ。知らなかったの?」



 なんだそれ。聞いてない。

 性別があることもそうだが、それ以上にまさかシルが男だったとは。

 精霊たちは、基本的に中性的である上に、まだ容姿が五、六歳程度なので、より男女の区別がつきづらいのだ。

 それでも、ウィズやノンが女の子であるいうことは察しが付いたが、まさか、シルが男の子だったとは……



「ええ? じゃあ、ソラは?」


[ソラも男の子だよ?」



 マジか!

 気弱なソラだから女の子かと思っていた。というかよくよく考えたら一人称が僕の時点で疑うべきだったか……

 最近は、結構ボクっ娘というジャンルも多いこともあって、思考がどこか汚染されていたぜ。

 じゃあ、もしかして……



「ウィズやノンも男なんてことは……?」



 もしそうなら、色々怖い。

 ノンの口調はまだ老人だと納得できるが、男であの巫女服はない!

 ウィズに至っては、どう見てもお嬢様っぽい格好と口調である。あれで男の子だった場合、俺はウィズを自分の子共として愛せる自信がないかもしれない。



「それは――」




「誰が男じゃと?」

「誰が男なんですの?」



 背後から怒りを押し殺した二つの声が聞こえてくる。

 俺は恐る恐る、振り向く。

 ああ、ノンとウィズだ。

 何故だろう。

 すごく怒っているみたいなんだが……

 

 あれ?

 俺何か間違えた?



「――ああ。カエデ。それは流石にないよ。

 これだけ分かりやすい女の子に男疑惑をかけるなんて……

 正直、殺されても文句は言えないと思うんだよ?」



 アリアが呆れたように言う。


 いや、だって、ほら。色々あったし。

 シルやソラも男の子だったし。

 もしかしたらと思ってしまうじゃないか。


 俺はきっと悪くない! 悪いのはこの社会だ!



「ソラを泣かせたシルを捕らえに来たつもりだったのじゃが……

 まさか、父上のこのような発言を聞くとはのう。

 さぁて、父上をどうしてくれようか? のう、ウィズよ」


「そうですわね、ノン。お父様、覚悟してくださいまし」


「……ノン、ウィズ。一端落ち着きましょう。話せばきっとわかります!

 そう! 誤解があるのです! ねぇ。あの、ちょっと?」


 

 俺は、二人から逃れようと逃げ出す。

 しかし、よくよく考えてみれば本体は木だ。精霊体がいくら逃げ出したところで意味なんてない。

 

 いや、待て。そもそも木なら、それほどダメージも喰らわないのではないか?

 二人がいくら水や土で攻撃してきても、それほど痛みなんて感じないのだ。

 よし、木で迎え撃とう。


 俺はそう確信して、精霊体を消す。

 これで、しばし時間が稼げるはずだ。

 後は、二人の怒りが収まって冷静になった頃に、謝罪すれば……



「んー、ノン、ウィズ。そこに刺さっているナイフを使えばいいとおもうよぉー」



 ちょっ、シル!? あなた何てこと言うんですか!?

 というか、さっきのアリアとの話聞いてたな!?


 ヤバイ、ヤバイ!

 あのナイフはヤバイ!


 あれはもはや神器である。世界樹にだって直接精神に痛みを与えれるのだ。

 そんなものを今のあの怒りに満ちた二人が使ったら……


 俺は、急いで精霊体を出してナイフを回収しようとするが、いつの間にか移動したシルがすでにそれを持っていた。そして、ゆっくりと世界樹に近づいて来たノンとウィズの二人に、笑いを堪えながらそのナイフを渡す。


 シルめ、さっきの意趣返しのつもりか。このイタズラ好きめ!


 だが、今はそれどころではない。渡ってはいけない二人にそれが渡ってしまった。

 まあ、二人共、一度武器を捨て話し合おうではないか。きっと人間同士、話せば分かり合えるはずだ。木と精霊だけど。



「ねえ、落ち着いてね? あっ、そうだ、樹液をあげましょう。ね? 二人には今日は多めに上げますから、今回のことは許して…… ちょっ、あのノンさん? ウィズさん? そのナイフを放してくださいませんか? あの……ちょっと! 悪気はなかったんです。ごめんなさい! 許して!!!!!!」



 二人はそれをゆっくりと振り上げて……




 ザグッッッッッッッッッツ!!!!!!



「ギャぁぁあああぁぁぁぁぁぁぁあぁああァァーーー!!!」





 ちなみに、その後十数分の記憶は俺にはない。

 どうやら、あまりの痛みに、俺はすぐに意識を失ってしまったらしい。


 ただ、そのぼんやり薄れゆく意識の中でも、俺にナイフを突き立て満足したような二人の横で、その刺された傷口から垂れてくる樹液を、美味しそうに舐めるアリアとシルの姿を目撃したことだけは、確かにはっきりと覚えている。



 くそっ! あの二人め!

シルがメインの話のはずなのに、対して目立っていないという事実。

ナイフの説明が長すぎたんだ。

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