エピソード1 ~北極地図作り!?~
H&Yの
Yの方が書いた小説!
ぜひ読んでください!
エピソード1
~北極地図作り!?~
ビュウウ・・・
激しい北極の風が吹く中・・・
真奈川 美菜。
皆さんご存知のとおり・・・え?知らない?
「遭難しました~!!」
私が勤めている会社は変な会社。
ライオンの退治とか社長の飼っているシロクマのエサやりとか・・・。
私はそのシロクマのエサやりに来ている時に海に落ちて
気づいたらここへ・・・
どうやったら帰れるんだろう?
その気持ちでいっぱいいっぱいだった。
「意地でもエサやんなきゃ・・・クビになっちゃうよぉ~・・・」
実を言うと、シロクマ見つかってないんだよね・・・
帰ったとしてもエサをやっていないからクビ・・・
「本当にウチの会社変だな~」
そう言っているうちに方向転換がくるってきた。
・・・グラッ・・・
「そろそろヤバいな・・・」
私は思った。
遭難して死ぬってありぃ?
実はそんな死に方が夢だったりして・・・
「あ!」
私は大切な事を忘れていた。
「ミキちゃん・・・どうしよう。」
ミキちゃんとは私の飼っている犬。
一人暮らしだからミキちゃんエサなくて、飢え死になっちゃう!
・・・・・・・ウトウト
はい!!私ここで死ぬの決定~!!
夢だったから普通に病院でしぬよりはマシだ・・・
「バタッ」
パチパチ・・・・
気づくとそこは洞窟の中。
一緒に焚き火に当たっている子がいた。
かなりの美少女で、緑色のショートヘアー。
「やっと気づいたか」
彼女はそういい、私に近づいてきた。
じっと見られ、ようやく口を開いた。
「お前・・・なかなかの体力だな」
いきなりの事だったので、意味が分からなかった。
「迷ったのか」
素直な彼女の目に惹かれ、警戒していたのが嘘のように消えていった。
そこで私は答えた。
「シ・・・シロクマのエサやりに来ていたら海に・・・海に落ちちゃって・・・」
フッと笑った彼女はますます美少女に見えた。
「帰りたいか?」
うん。と私はうなずいた。
「仲間が一人か・・・」
「え?」
「良かったらでいいが・・・一緒に地図作りをしないか?」
ち・・・地図作りぃ~!?
エピソード2へ
続く