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コスモスの夕映えに、秋めく瞳は銀河をみつめて

作者: 逢乃 雫
掲載日:2026/09/20

いつもの小径で


ふと気づく秋のかけら



かすかに感じる


金木犀の香りはまるで



風が季節の


第三楽章を奏でるように



秋時雨の後に


やわらかにさしこむ



陽ざしの


光のドリップの中に



咲き始めた


コスモスの花は鮮やかに



秋めいていく


夕映えのプロムナードを



歩みゆく心に


寄り添うように風にそよいで




宙へ舞いゆく


星はアンドロメダのように



秋桜(コスモス)が広がる


丘を照らし出すように



月明かりの


舞台へと向かう


アンドロメダ座の星々



天馬が駆ける


(そら)の天窓からさしこむ



光の中で


季節を舞うように




心へ舞いゆく


光はアンドロメダのように



夜空にやさしく


ちりばめられていく光に



小さな秋の


かけらを、一つずつ



見つめる瞳に


あつめていくように



ヴェリタテの星は


宙に咲く、金木犀のように




色染月(いろそめづき)


やわらかな陽ざしが



瞳をそっと


染めゆく秋色の中で



二百万光年の


遥かな時空をこえて



アンドロメダ銀河が


光を瞳に、届けるように



遥かな彼方まで


届く言の葉も、きっと


あると信じて



そして


届けたいものを


いつも心に、大切にできたら



時に風に吹かれても


また


立ち上がり


花を咲かせゆく


コスモスのように、歩めたら




いつもの小径で


ふと気づく秋のかけら



かすかに感じる


金木犀の香りとともに



心が季節の


第三楽章を奏でるように



咲き始めた


コスモスの花は鮮やかに



明日へ向かう


月映えの


プロムナードで


秋めく瞳は、銀河を見つめて
















9月下旬頃から夜空に上るアンドロメダ座は、神話の王女の姿で、黄金色のヴェリタテ(ラテン語で「真実のあるところ」)の星があります。色染月いろそめづきは、9月です。


アンドロメダ銀河は、地球から目で見える最も遠い天体とされ、距離は約250万光年です。金木犀きんもくせいは、9月頃から黄金色の花が咲き、彼方まで香ることから「千里香」とも呼ばれ、花言葉は「謙虚」です。


9月下旬から見頃のコスモスは、紅は「調和」、黄は「自然美」の花言葉があり、「宇宙」を表す言葉でもあります。風などでたおれても、また立ち上がり花を咲かせる特長があります。


季節の星や花をモチーフに詩を描かせていただきました。お読みいただき、ありがとうございます。


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― 新着の感想 ―
とても素敵な詩ですね(^^) 「届けたいものを いつも心に、大切にできたら」 こちらの言の葉は、ぐっと心に響きました(^^) 届けたい想い…。 ずっと心の中で大切にしたいです。 後、最後の 「…
金木犀の香りや秋時雨のあとの陽ざし、コスモスの広がる丘といった、地上の情景が思い浮かびます。 その一方で、「二百万光年の 遥かな時空をこえて アンドロメダ銀河が 光を瞳に、届けるように」という言葉に、…
色染月、とても素敵ですね。 >ふと気づく秋のかけら どの季節もそうなのかもしれませんが、こうしたふとした季節の知らせを受け取ると、なんだか嬉しく感じますよね。 最近秋は特に短いような気がするので、見つ…
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