プロローグ
世界は物語のように簡単に作られてはいない。
助けに来るのをただ待っているだけでは救われることはない。
自分で行動を起こさないと何も始まりはしない。
救うことが正しいことだとは限らない。
「なんでこんなに友達ができないんだ!!」
俺、_____は高校入学早々友だちができずにテンションがダダ下がっていた。
「おかしいと思わないか?___〜。俺結構勇気出していろんな人に話しかけたんだぜ?人見知りなのに!」
「あぁ、見てたよ。」
「なのにどこのグループにも入れなかったんだよぉ。おかしいだろこれ」
「どんまいだな、それは。」
他人事のように笑って返事をしているこいつは中学3年間一緒のクラスで俺の親友だ。背が高く顔もいいうえに勉強に運動もでき他人には人当たりも良い。正直言ってうざい。神様はなぜ一人の人間に属性をたくさん詰め込んだのかわからない。羨ましいよ!俺も欲しいよ!学校で絶対にモテる属性もって3年間告られまくりで無双したいよ!
「そういう__はニューフレンズできた?」
「友達かはわからないけど昼飯一緒に食べるくらいの人は何人かいるよ」
「それともうされちゃった」
「げっ...まさか」
「告白」
「はぁー。うざいわーこういうやつ。なんですか?マウントですか?嫌味ですか?ほんとだるいわ」
「なんかごめんね?モテちゃって」
「殺してやりたい。心の底から殺してやりたい」
「俺もクール路線でやっていくしかないのか?」
「だめだよ。__は__のままでいてよ」
「は?俺のままってどういうことだよ」
「そのままの意味だよ」
「意味わかんねぇ〜。俺はモテたいんだよぉ」
「はははっ。頑張って」
「夜道は後ろに気をつけといた方がいーぜ」
そんなことを笑い合えた俺とあいつの青い春はたった3ヶ月で幕を下ろした。その代わりに何度も思い出すのは大音量で嘲笑っていた蝉の声と、俺を蔑むように見下した緑、そしてこの心を焼き殺さんばかりの太陽だった。
文章がぐちゃぐちゃになるかもしれないけれどよろしくお願いします




