真剣に読まないように(続)。 ふたり。 作者: caem 掲載日:2022/01/15 薄っぺらいようで 本当にそうだったのかなんて 真実は知らなかったけど 失ってからはじめて分かること 差し出した花びらと 明るく微笑んでいましたから すべてが灰色に染まるぐらいに 耳から放れずにいました 繋いだ手のひらの温もりとか はじめて抱きしめた感触とか まるで今でも そばにいるような気がしていたのは くちびるを這わせていたこと 囁いていたこととか 勇気づけてくれたことは間違いないんだよね ふたりでいっしょだったから あの頃は