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少女との出会い、名前はティア

今回で少女の名前がわかりました。

「大きな怪我はしていないな・・・骨折とか・・」

とにかく場所を移動しなくてはならない。

背にしていたリュックサックを全面にして少女を背にかつぐ。行き場所は俺の家(山小屋)だ。


かつぎながら歩いていると、どうやら目が覚めたようで微かな声で

「また失敗・・・」

なに言ってんだよ。成功しただろ、人命救助・・・と思いながら。

「気が付いたのか、よかった、俺はトラス。今、屋根のあるところに運んでいる最中だ」

「そうか・・・私はティア、一応「有難う」の状況だよね」


家について驚いたのはティアちゃんが思いのほか元気な事だった。

着いたとたんに汚れたまま部屋の中を小走りに散策し始めた。

「狭いのに色々面白いものがあるね! なにこれ! なにこれ! 」

ティアちゃんが興味をもった物は俺が彫った人形やお面だった。


「ちょっちょっと! ティアちゃん! 少し落ち着こうか、そこの椅子にでも座って・・ね? 」

ちょっと不機嫌そうになったが、この元気ならベッドへ寝かさなくても大丈夫だろう・・・。


「ティアちゃん! いまお風呂沸かすから! お風呂に入ってきましょうね」

汚れたまんまだし、小さな傷もあるだろう、綺麗にして後で消毒しよう。


脱いだ服は所々破けているが洗濯してから縫っておこう。

着替えは俺ので悪いがティアちゃんには大きめのシャツ位しかない。



読んでくださり有難うございます。

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