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トランスジェンダーの日常

性自認と性的指向の話

相変わらず素人丸出しの変な文章ですが、もしよろしければ見てやって下さい。

貴方の『性自認』は何ですか?

私は女です。


簡単に言うと、性自認とは自分自身の認識している性別の事です。

大半の人は体の性別と性自認が一致しているので、特に疑問に思うことは無いかもしれません。


私の場合、体の性別が男なのに自分の性別を女と認識しています。

そのため、自身の身体なのに『コレじゃない感』がハンパじゃありません。


昔はまだ男として生きていくつもりでしたので、まだ今ほどひどくはありませんでした。

ただ、ずっと違和感はありましたし、いつも男性器を無くしたいという妄想をしたり、胸を大きくしたいと考えていましたが…。

ずっと自身の気持ちに目を背けてきて、知らないふりをしてきました。


でも、ずっと無理をしてきたのでストレスが溜まり過ぎて発狂しそうになるという状態になってしまったので、崩壊寸前だったのですが…。

そんな訳で、性自認と自身の身体は一致していないとかなり苦痛です。


さて、話を変えましょう。


貴方の『性的指向』は何ですか?


私の性的指向は男です。

私自身の事を女と思っており、性的に求めている性別は男性です。

身もふたもない言い方にすると『男とエッチしたい』という事ですね。


医学的には異性が好きになることを『ヘテロセクシャル』と言い、同性が好きになることを『ホモセクシャル』と言います。

よく「ホモ」とか悪口で言っている人がいますが、ここから来ています。

もちろん、人の尊厳を踏みにじる事になりますので、注意して下さい。


他にも、同性と異性が好きになる人は『バイセクシャル』と言い、性的指向が無い人は『アセクシャル』と言います。

性的指向が無いからと言って、人を好きになる気持ちが無いわけではありませんよ?

性的に興奮する・エッチしたい等の性的な指向が無いだけで、好き嫌いとは関係ありません。


詳しく書くと、恋愛指向と性的指向も別です。

女子高ではボーイッシュなお姉さんのことが好きになり、付き合いたいと感じることがあると思います。

中には女性が女性を性的指向と感じている『レズビアン』という方もいらっしゃるし、『バイセクシャル』等の可能性もあります。

ですが、単純に恋愛感情だけがある場合もあります。

それが恋愛指向です。


では話を戻しましょう。

先ほど、レズビアンという事を記載しましたが、反対に男性が男性を性的指向と感じる人は『ゲイ』と言います。

ちなみに、レズビアンの事を『レズ』と言うと悪口になりますので、気を付けて下さいね。


実は『バイセクシャル』の他にも『パンセクシャル』と言うのもあります。

性分化疾患の方のように性別が無い人もいますよね?

バイセクシャルは男性と女性が性的指向ですが、パンセクシャルはそれ以外も含めて性的指向を持っています。

つまり、好きになる対象に性別は関係ないのです。


以上をふまえると、私はMtFヘテロとなります。


ココからが本題です。


トランスジェンダーかもしれないと感じている方の中には、同性愛の方もいるのです。

つまり、FtMの方でも男性が好きなFtMゲイであったり、MtFの方でも女性が好きなMtFレズビアンの方もいます。


実は『性自認と性的指向』は別物なのです。


もし貴方や貴方の周りに、心と体の性別が違うと思っているけど性的指向は同性だからトランスジェンダーじゃないかもと思っている方がいらっしゃったら、性自認と性的指向は別だよと教えてあげて下さい。


そもそも、私自身の性的指向は男ですが、恋愛指向はパンセクシャルです。

基本的に恋愛には性別なんて関係ないと考えてますしw

まぁ、そのおかげで本当にGIDなのかどうか中々確信を持てなかった原因の一つになりますけどね。


ちょっと話は逸れますが、『LGBT』という事はをご存知ですか?

これは、

 L:レズビアン

 G:ゲイ

 B:バイセクシャル

 T:トランスジェンダー

の頭文字をとった言葉となります。


これまでの話のように、様々なセクシャリティがありますし、自身の性自認が男女どちらでもない『Xジェンダー』や、自身の性自認がわからない『クエスチョニング』または『クィア』と呼ばれる方、性分化疾患のため『インターセックス』と呼ばれる方のように、色々なパターンがあります。

そのため、LGBTに当てはまらない人もいるので最近では『LGBTs』と記載されたりしています。


でもこれは、性自認と性的指向の中でもマイノリティの方だけを示しているので、私としてはちょっと気になりますが…。


恋愛指向も含めると、『GSRD』を押したいですね。

 G:ジェンダー(性自認)

 S:セクシャリティ(性的指向)

 R:ロマンティック(恋愛指向)

 D:ダイバーシティ(多様性)

の頭文字を集めた言葉です。

つまり、性自認・性的指向・恋愛指向における多様性を表していて、全ての人を表しています。


確かにLGBTsは全体の8%くらいの割合と言われていますので、セクシャルマイノリティ(性的少数者)と言われても仕方ないんですけどねー。


でも本当は人それぞれだから、マイノリティとか関係ない『GSRD』という考え方が広がればいいなぁと思います。


そしていつか性自認や性的指向や恋愛指向等に関係なく、人それぞれが当たり前と考えて、LGBTs等の言葉自体が使われなくなったらいいなぁと思います。

ではでは、また気が向いたら別のお話を書いてみたいと思います。


ご拝読ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[気になる点] 性分化疾患に関する記述が微妙ですね。性分化疾患の方に性別がないと言ってしまうのは問題だと思います。多くの場合当事者たちは男か女どちらかの性自認を持っていますし、出産の現場では医療的な措…
[一言] ためになりました、まる
2018/03/08 23:43 退会済み
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