自虐の詩
認めてくれってあいつが叫んでる 今にも殻を砕いて身を破いて出てくるんじゃないかって 恐怖と欠乏に脅かされて そんなのいけないって 憲法にも書いてあるだろ いつの間にか喰われてるんだ 虫穴だらけの心に価値はないよって君に言われたあの時も 善意だけが失われてく 悪意なんて消えればいい 偽悪者ぶって他人を嘲笑って でもほんとは誰にも傷つかないでほしい 切にそう、願ってる まして自分のせいで誰かを殺してるなんて、信じたくないんだ けれど所詮は過信 誰かを傷つける能力があるって君は驕ってるんだね