表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

ざっくり生物

ミトコンドリアは細胞の中

作者: ばーでーん

細胞の中の各種生体を覚えるの大変でした。

ミトコンドリアを覚えてる?

最初にみたのは顕微鏡で見たのかな

教科書の挿絵かな


ミトコンドリアのサイズは2ミクロン

光学顕微鏡の分解能が0.数ミクロン


光学では内部構造まではきびしくて

電子顕微鏡の写真を見たかも知れないね



ミトコンドリアを覚えれた?

名前が地味な小包体より印象的かな

でも覚えにくいかな


ミトコンドリアは細胞のなかで

アデノシン三リン酸 略してATP(エーティーピー)を合成


ATPはリン酸の加水分解で

熱を排出し生化学反応を発現・維持する



ミトコンドリアを思い浮かべれる?

脂質二重層は細胞膜みたいだな

なんと独自のデオキシリボ核酸(ディー・エヌ・エー)まであるんだな


ミトコンドリアはバクテリア

遠い昔にに動物の細胞に寄生したそうな


ATPの(もと)なので宿主細胞とWIN-WIN(ウィンウィン)

住み着いたみたいだが 偶然のゆきずりかも



ミトコンドリア もっと話していい?

宿主細胞は両親のDNAを引き継ぐ

だけどこちらは母方からだけ


ミトコンドリアは母と真同じの

DNA配列だ!突然変異することもあるが


変異箇所は子にそのまま遺伝する

DNA配列から母方のルーツを探れる



ミトコンドリアに興味でた?

DNA配列はたまに変異して

変異箇所以外の配列は変わらない


ミトコンドリアの変異箇所と数

世界中の人のを地図上に並べれば


人類が世界中に散らばった

そのルートと時期がわかると言う訳だ



ミトコンドリアが面白い!

こうして世界中の母方の移動から

最初の人類はアフリカ大陸の中央


ミトコンドリアの変異分布が

そこに母方の最初 イブ を示した


日本人は欧州まで北上し

シベリアと南アジアに分かれてから合流した


ミトコンドリアの細胞の中の役割をあまり

触れられませんでした。

他の機関との関係を説明する必要があるためです。

ミトコンドリアは、酸素を取り込んで、

エネルギー源ATPを合成します。


ミトコンドリアは、厳密に、バクテリアといって

よいかわかりませんが、そういう部類のものです。


ミトコンドリアDNAの突然変異の確率、塩基の数が人類の誕生した期間に対して、丁度良かったようです。

もちろん、遺伝子配列の解読技術の発展がとても大きいです。

ただし、考古学的な間接証拠で、直接の再現実験はできません。今後の技術発展で結果の解釈が変わる可能性はあります。しかし、ミトコンドリアDNAは、強力なやり方であり続けることでしょう。

ちなみに、ミトコンドリアDNAからは、20万年前アフリカ大陸の一箇所から人類が誕生したことが示されたました。他の手法では、世界中から誕生した説もありましたが、今では、アフリカ大陸説が主流のようです。


最初のイブが一人にたどり着くということまでは言えません。この方法では、そこまで証明できるデータはとれません。ミトコンドリアでたどり着くことのできる最初の共通の母方の祖先たちという言い方になります。これらの母たちをミトコンドリアイブと呼びます。ミトコンドリアイブは、広範な地域間の婚姻ができるとすると、結局、最初の場所は定りません。昔は、ほとんど広範な婚姻はおこらないと思われます。アフリカ起源説は、化石等考古学的な知見ても矛盾はしないようです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点]  頭がよくなった気分です♪  ミトコンドリア、学生時代に勉強しました。  ほとんど覚えていなかったのですが、ミトコンドリアイブと、アフリカ発祥は覚えていました。  細胞の中に、違うDN…
[良い点] ミトコンドリアは、人類を含む動物と古くから共存関係を築いていて、人類のルーツを知るうえで重要な手がかりになりそうですね。詩の内容をとても興味深く読ませていただきました。 [一言] 生物学や…
[一言]  歌川様のリンクから参りました。不勉強なので、感想が薄っぺらいのはご容赦を…。  学んだことは既に記憶の彼方なので、覚えていたのは名称だけ。身体の中にあるんだよくらいの認識です。  そんな…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ