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眩い光

 列車は未だ走行していて、私は窓際の席を陣取って車外の景色を眺めていたら、眼の前がぼんやりと明るくなった。何かの光のようだった。晴れた日の朝の太陽の光みたいだった。それから光は急速に広がっていく。空間は明るくなっていく。明るくなり過ぎて、申し訳程度に電灯で照らされていた車内も、真っ暗だった車外も見えなくなった。綺麗だなと思って眺めていた景色も白く塗り潰されてしまったな、なんて思ったけど。浸蝕されていく。吸い込まれていく。何もかも、何もかも。私自身も消えた。でも触ったら有った。見えなくなっただけ。

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