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学校生活2日目


『行ってきます』


 今日も何事もなく学校に着いた。

 自分のクラスへ行き何人かと挨拶し終えあやめの席へ


「昨日は本当に助かったよ、ありがとう」


 ちょっと照れ臭そうに


「対した事してないですよ」


「そんな事ねーって、料理出来るのは凄いぞ」


「ま、まぁどういたしまして」


「おはよう」


 と岡田が挨拶してきた


「おはよ」


「なんの話してたんだ?」


「料理出来るって凄いよなって話」


「まぁ料理できるにこしたことはないな」


「おっと先生だ、また後でな」


 今日は1限目数学、数学は眠気と戦ってるより板書のが辛いのできつい

 2限目は科学、板書こそ多くないものの重要な所聞き忘れたりすると困るので頑張る

 3限目は英語、英語はもうダメだ覚えなくても生きていけるから睡魔に負けた。

 チャイムの音で起き上がる、3限目が終わったらしい

 

「岡田君ちょっといい?」


 呼びにきたのは風紀委員長だった。


 ちょうど近くにあやめがいたので聞いてみた


「岡田になんのようだろ」


「風紀委員について相談じゃないかな」


「岡田も大変そうだな」


 4限目が始まった

 4限目は担任の担当の国語だった。

 4限目もなんなく終わり帰り支度をしてる最中だった。


「委員長、手伝って欲しい事あるから職員室あとできて」


 あやめは嫌そうな顔をしている


「あやめどうした? なにか嫌な事でもあるのか?」


「どうせ荷物運びとか使ってない教室の掃除とかだから...」


「んじゃ俺が手伝うよ、妹部活で遅いし家帰ってもやる事ないしな」


「悪いよ、私が頼まれた事だし」


「ハンバーグの時のお礼って事でどう?」


「そこまで言うなら...」


 二人して職員室の担任の元へ


「来たか、おっもう転校生を彼氏にしたのか手が速いな」


「ち、違います! 手伝ってくれると言うのできてもらいました」


「はは、冗談だ、間に受けると本当にみえるぞ」


「今日は空き教室の清掃をして欲しくてよんだ」


「じゃあその空き教室を片付けすればいいんですね?」


「おう、教室綺麗になったら報告してくれ、これが空き教室の鍵ね」


「分かりました、博之君行きましょう」


「おっけー」


二人で空き教室の掃除へ


「思ってたより狭いなこれならすぐ終わりそうだな」


「結構綺麗ですしね」


 二人して手分けして効率よく終わらせていく。

 あやめがなにかに足を引っ掛けこけそうに


「危ない!」


 衝突は免れたが俺の腕の中にすっぽり入るあやめ

 お互いの顔が近くに、顔を赤くしながらテンパるあやめ


「あわわわ、大丈夫ですか! 大丈夫ですね?」


 俺はそっと立たせて怪我がないか確認しながら


「どこかぶつけたりしてない?怪我は平気?」


「全身大丈夫です! 頑丈なので!」


 華奢な体に頑丈アピールされても説得力がないが


「まぁ無事ならいいけど痛いところとかあったら言ってね?」


「分かりました」


 幾分落ち着いたのか先ほどよりは冷静だ。


「これで掃除も終わりかな」


 最後の片付けも済み職員室へ


「終わりましたよー」


「思ったより早く終わったな」


「元々綺麗でしたからね」


「ま、なにより助かったよありがと」


 あやめは担任と話してる間も下を向いて喋ろうとしない。


「じゃ俺達はこれで」


「おう、気を付けて帰れよー」


「大丈夫かあやめ?」


 急に声をかけたのかビックリしながら


「だ、大丈夫です」


とさっきからこの調子だ


「俺お腹すいてるんだけどあやめは? すいてない?」


「まだ時間あるしファーストフードでも行かない?」


「私もお腹がすいているので行きましょう」






 


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