学校生活1日目
朝起きし居間へと向かうと雪乃が朝食を作っていた。
「おはよー、もう少しで出来るから待っててー」
俺は座りながら朝食を出来るのを待っていた。
「今日はトーストに目玉焼きとサラダだよ、食材の買い物忘れないでね!」
「分かってるよ、今夜は夜ご飯俺が作るから」
「急にどうしたの? まさか昨日の怪我が...」
「馬鹿、早く食べて学校行くぞ」
「はーい」
『行ってきます』
今朝も電車に乗り込む
(昨日は大変は事に巻き込まれたな...今日は昨日見た人たちもいないし何事もないだろう)
学校の最寄り駅に着いたみたいだ。
クラスに着くなり軽く挨拶を済ませ自分の席へ。
ここで櫻井さんが到着してきて、俺の席へ真っすぐ来るなり
「昨日は私を庇ってくれてありがとうございました」
「だけどどうして待っててくれなかったんですか! 心配したんですよ」
「本当に対した怪我じゃなかったし、急にいなくなったのは悪かったと思ってる」
ここで岡田到着、なかなかギリギリの時間だ、岡田に
「なにかあったのか?」
と聞かれたが
「いや、別に対した事ないぞ」
その返答に納得したのかそれ以上追及はなかった、櫻井も不服そうな顔をしながら自分の席へと向かった
一限目は国語だった、比較的板書も不得意ではなかったのでなんなく過ぎていった
二限目は数学比較的苦手な部類だ、ここですこし瞼が重くなり始める
三限目は歴史、ここで眠気が襲い始め気づくと四時限目に入っていた。
四限目はHRと言う名の自習だった。後ろを振り向きながら岡田に
「岡田って料理とかできないの?」
「いきなりどうした、作れなくはないがほとんど妹が作るからな...」
聞くと岡田の妹は、中学一年生ながら料理が得意でよく食事管理してもらっているらしい
ふーむと悩んでいると櫻井が近づいてきた。
「なんの話してるんですか?」
ここで岡田と櫻井に事情説明をした。
櫻井が
「ハンバーグは?」
と提案してきた。
岡田が
「最初にしては難しくないか?」
とフォローしてくれたが
櫻井が紙にサラサなにか書き始めた。
渡された紙にはハンバーグのレシピと櫻井の連絡先が書いてあった。
「これ簡単に作れるハンバーグだから試して下さい」
「分かったよ試しに作ってみるよ」
とここで岡田が
「俺の連絡先もついでだし教えとく、返信遅くてもいいなら連絡くれよ」
「私は割と暇してるから早く返信できると思います」
とこんな事をしてる間に終業のチャイムが鳴り響いた。