表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/12

帰宅後


「ただいまー」


 そう言いながら玄関を開けると雪乃の靴があり


「おかえりなさい、遅かったねー」


 と言いながら出迎えた雪乃の顔色が一瞬で変わる。


「どうしたの! 顔怪我してるじゃない、なにがあったの?」


 慌てる雪乃に


「いや、ちょっと色々あってな」


「すぐ冷やすもの持ってくるから早くあがって!」


 そう言いながら居間に引っ込んでいった。

 靴を脱ぎながら居間に入ると、雪乃が袋に氷を入れたものを持ってきた。


「早く座って、冷やすから」


 俺は言われるがままに座って氷を頬に当てられた。


「なにがあると転校初日に怪我してくるの!?」


 俺は高校であった出来事を簡潔に話した、話し終えると雪乃が


「女の子を助けたのはいいけど自分が怪我しちゃ元も子もないんだから!」


「今日は私が夜ご飯作るから座って待ってて」


 俺は立ち上がりながら


「着替えだけ済ませてくる」


 と自分の部屋へ手早く着替えだけ済ませ居間へ


「少し早いけど今日は材料もないからオムライスです」


「そう? じゃお願いしようかな」


 手早く夜ご飯の準備も終わり


『いただきます』


「雪乃は中学どうだった?」


「やっぱテニス部にしたよ! 入部届けは出したんだけど、顧問の先生が今日いなくて」


「だから今日はやけに早いのか、明日から遅くなるか?」


「まだ分かんないけど、遅くなると思って! オムライス上手に出来てる?」


「あぁ、美味しいよ」


 そう言うと雪乃は嬉しそうにはにかんだ。

(そう言えば材料買ってきてないな...)


「俺が明日材料買ってくるわ」


「家事当番は雪乃の部活が落ち着くまで俺がしばらくやるよ、することもないしな」


「やった! でも無理そうなら言ってね? 私もちゃんと手伝うからさ」


「分かってるよ、さんきゅな」


『ごちそうさま』


「食器は流しに置いておいてくれ、後で洗うから」


「ありがと! お言葉に甘えちゃいます」


「じゃ私先にお風呂入っちゃうね」


「りょーかい、俺もすることしたら風呂入るわ」


 そしてお互いの時間があり、すぎていった...





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ