プロローグ
俺の名前は高山博之、高校一年生だ。
親の離婚をきっかけに夏休みを使って家族で引っ越しをしてきた。
新しい場所で不安もあるが楽しみももちろんある。
制服に着替え一階へ向かう途中
「ひろにぃ、おはよう」
声をかけてきたのは2つ下の妹雪乃だった。
高山雪乃14歳、元々動くのが好きでテニス部に入っていた。
容姿は贔屓目に見ても可愛いと思う。
「今日から新しい高校だね。やっぱり楽しみ?」
「まぁボチボチだな、そういう雪乃は中学だろ、またテニスやるのか?」
「やっぱり新しいから楽しみだよ! 部活はもちろんテニス部に決まってるじゃん!」
俺達は朝食を食べるために一階に降りた。
テーブルの上に俺と妹へメモがおいてあり朝食が置いてあった。
-食べ終えたら流し台へお願いしますー
『いただきます』
「母さん今日も朝から仕事か」
「最近お母さんまた忙しいらしいよ?」
「そうか、じゃあ俺たちは自分たちのできることやっていくか」
食べ終えた食器を片付けながら
「うん、そうしよっか! じゃあ帰ってきたら決めようね!」
「そうだな、じゃあ学校行くか」
(雪乃が通う中学は、徒歩10分前後と割と近いが俺の高校は、電車で30分とちょっと距離がある)
「いってきまーす!」
「行ってきます」
「遅れるなら連絡よこせよ」
「はーい!」
家の前で雪乃と別れ高校へと向かうのであった。
初めまして紺藤やまとと申します。
初めての小説につき至らぬ部分も多数見受けられますが
よろしくお願いします。