厄介払いされました・・・
いや、世の中うまくいかないものだね~はははは・・・はは・・・。
笑うしかねーよ!!
あの頭のねじが全部とんだ人達(見目は恐ろしくいい)が、お星さまになった。
まあ、あの戦闘狂。
危険だという依頼に嬉々として出かけて行った。
そして、帰ってこなかった。
行方不明と思うのだが、帰ってこない。
ギルドでは、故人となっていた。
あの人たちが、まさかと、思う。
多分ダンジョン内などなど、魔王城などなどで、生きているだろうと、想像ができる。
なんか、楽しく元気にターザンな生活しているだろうとも、想像ができる。
その内多分、帰ってくるだろう。
弟か妹がいたりして・・・。
遠い目をしてみる。
脳裏に浮かぶのは、両親のいちゃいちゃっプリ。もっと自重しろよ。
子供がいるんだから!なんて思い返してみた。
生活は、そんなに困っていない。
生きるための戦闘能力、食べ物の確保。
etc.etc.・・・。はすでに、教育されている。
若干5歳にして・・・遠い目。
この頃心底思うのは、平和に過ごしたい。そう、切に願っている。
だから、
そうだ、文官になろう!
と決めました。
確かに、あの戦闘狂達に育てられた、それは生きるか死ぬかの危機的状況の中で、育ったので、自分はかなり、すっごく強いと思う。
チート手に入れました的な・・・?。
やっぱり遠い目。
人ってわがままだ。
チート手に入れてしまえば、今度は、それを持て余してしまう。
そろそろ、平穏に生活したい・・・。
縁側で、お茶すすりながら、ボーっとしたい・・・。
という事で、文官になろうと思います。
勉強も完璧です☆
ママさんが、実は教育ママだった。
身体能力向上的にも、そして、教育的にも。
ママさんいわく『情報集めるためや、スパイするときに色々、役に立つわ☆』
なんて言ったけど、あんた一体何をしていたの?と言いたかった。
言いたかったが、なんか怖い事をあの、美しいスマイル付きで平気で話されそうなので、あえて、言えなかった。
ママさんの過去には、何か恐ろしい事実が隠されてそうで・・・。
遠い目・・・。
国の国家機関の文官試験受けたら、受かったので、きっちりかっちり、再度文官志望と書いていたにもかかわらず、配属先は、
騎士団でした。
え?何故だ?
ちょっと待ってくれ。
何故騎士団!?
若干5歳。文官の試験に受かったのは史上最年少だそうですよ。
うわーすごーい!!さっすが、ママさんの教えがよろしいんですね。
ママさん・・・。
全身に震えが、ああ、なんてことだ、ママさんの教育方針・・・。
やっぱり、熱血戦闘狂であった。
それしか、言えない。言えないよ!!
文官試験受かったのに、なのに騎士団・・・。どうして?どうしてですか?!
いや、本当は何となくわかっている。
たぶん、いや絶対・・・。
厄介払いさーれーまーしーた。
泣いてもいいですか!?
読んでくださりありがとうございます!