表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

君がいる日常。

きみの上着。

作者: SYULI


季節はまだ春になったばかりで、肌寒い。

少し薄着しすぎてしまったと、後悔した。


「寒いね…」


そう口に出すと、隣にいたきみが

自分の上着を手に取り、私の肩に掛けてきた。


「やだ、いけめん」

「あはは、やってみました」

「貸してくれるんですか?」

「こんなので良ければ!」

「わーいありがとー」



照れ隠しにいつも通り軽口をたたいてみる。



本当はきみの上着ってだけで嬉しくて


照れながらしてくれた行動が可愛くて


表情の緩みを抑えられないくらい、


体以上に心が温まっているのをきみは知る由もない。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] ほんわかした雰囲気が好きです(*^_^*) こういうワンシーン、大好物です(笑)
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ