『決戦のファンファーレ(仮)』の原案について。
筆者に<音楽>をテーマに描く素養はない。
そして、ChatGPT君もこういったヒューマンドラマ系は、どうにも巧くはない。噂に聞くClaude3.7の利用も視野に入れるべきだが、新規登録が面倒くさい。
ということで、ここに「原案」だけ公開する。
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『決戦のファンファーレ(仮)』
タイトルだけ聞くと戦争モノにも聞こえるが、いわゆる「音楽戦争」である。
長年の国境紛争で疲弊する共和国と帝国。
いつもどおりの緊迫状態の最中、両国の哨戒兵部隊が遭遇。
両国の哨戒兵のうち、ふたりには面識があった。
かつて留学先で共に音楽を学んだ「軍の楽隊志願者」たちであった。
「この不毛な争いの決着が音楽で出来ればな」というふたりの言葉に、皆が笑いながら同意したが、(貴族出身の)上官だけが、真面目に無言で考え込んでいた。
数日後、帝国から共和国側に(逆でもかまわない)「演奏会」の勝敗により、国境線を画定させよう、という打診が送られてくる。
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このタイトルは、キングコング西野の『革命のファンファーレ』に引きずられたもの。もちろん変更も自由だ(笑)。
ここからは帝国、共和国双方の楽隊内での物語が展開する。帝国側は戦場でも一糸乱れぬラッパやら鼓笛隊(?)やらを動員するような国。共和国側もクセつよの楽隊であったりで練習に熱が帯びていく。
演奏会の審査員には、宗教国家であったり、中立国、小国の元首たちを招いて、国家事業のような体。
最終的には、帝国側が僅差で勝利し、悪どく国境線を修正するのかと思いきや、「勝利によって多大なる名誉を得た」とし、極めて公正な国境線を画定させ、ハッピーエンド。
初期構想としては、こんなところか。
いや、これ短編は無理か? 中編くらい?
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さて、こんなネタバレをなぜ、ここで行っているのか?
それは冒頭でも述べたように、筆者には音楽の風景を描写する素養がない。しかし、それほど悪くない原案にも思え、捨てるには忍びない。
なので、誰かこの話を書いてみたいという奇特な作家がいたら、是非書いて頂きたいな、という提案が本稿である。もちろん設定の「大幅改変」などもOK。あくまでも気に入れば、の話である。
出来た作品はメッセージ、もしくはこの投稿の感想欄にでも、ご連絡いただければ、必ず読み、評価も付けさせて頂きます(さすがに)。我こそは!という変人がいらっしゃったら、宜しくお願い致します。何人に書いて頂いてもけっこうですし、競い合う形式となれば、さらに嬉しくも思います。
もしも誰もいなければ、Claude3.7とやらに登録し、自力で作らなければだが……まあ、おそらくそうなるかな(苦笑)。
書かなくても、設定が面白いかどうかだけの感想も大歓迎。さして面白くもないなら、まず投げている意味もないので(苦笑)。
追記)
とりあえずClaude登録した!
もう自分で作るかね。