旦那ちゃんと嫁ちゃんの四国旅行➁
国道・・・32号線だったかな。
県道かも〜。
翌日・・・。
旦那ちゃんと嫁ちゃんは、車を南下させ南国土佐は高知県を目指していた。
そろ恐ろしい国道を走りながら・・・。
まさに山道といっても過言ではない国道・・・いや、山道っしょ。
道は狭く、草木が生い茂って鬱蒼としており、陽の光を遮り行き交う車もほとんどない道であった。
もし、対向車が来た場合は、恐怖・・・離合ポイントまでバックする、もしくはしてもらうというニアミスした際は心砕かんばかりの国道と言う名の山道が延々と続いた。
「ちょっ、この道であっているの?」
「ナビはこの道だし、とこどころにある看板に国道って書いてあるから間違いないよ」
「うーん、にしても」
「山道だね」
「虫がちっさい虫がっ!いっぱいぶつかってくる」
「暗いんでライト照らさんとね・・・ま、虫が寄って来るのは仕方ない。君、小虫に好かれとるでしょうが(※嫁ちゃんはなにかと蚊や小虫が寄って来るのに悩まされている)」
「違うもん」
「とにかく慎重に・・・」
「うん、対向車が来たら大変だね」
「そんときゃそんとき。来ないことを祈ろう」
「うん」
2人はびびりまくり、ようやく車が国道(汗)を脱すると、高知県へと突入していた。
嫁ちゃんは四万十川で屋形船に乗りたい希望があった。
しかし、前日の雨で川が増水していて上流側で営業している船会社さんは、休みで半分諦めかけていた。
「駄目元であと一軒電話してみる?」
「うん」
旦那ちゃんはスマホで電話をしてみる。幸いお店は営業しているとのこと。
「行く?」
「うん」
旦那ちゃんは、即座に予約をお願いする。
お店に辿り着くと数人のお客さん達がいた。
四万十川の屋形船は清流をゆっくりと進む。
確かに前日の雨で川の水位は高そうだった。
のんびりゆったり舟に揺られながら、旦那ちゃんと嫁ちゃんは景色を見つつ眠気が襲っていた。
乗船後は四万十の清流にある映えスポット的沈下橋で写メを撮ったりする。
夕食のあと、遅い時間となりネット検索でラブホを見つけ本日の宿とした。
翌日、早々に愛媛県宇和島へ。
宇和島城を早朝散歩し、近くの和霊神社でお詣りをして御朱印をゲットした。
そうして、再びフェリーで家路へと着いたのだった。
恐るべし。