悲しみ
誰しもが出会う
避けては通れない別れ
いつの間にかたくさんの悔いを残し
木の葉が散るように終わる縁
悲しみが叫ぶ
耳をふさぎ目をつむりうずくまる
ほんの一雫涙が心に落ちる
少しだけ花開くように心が広がる
悲しみを乗り越えるにはまだ時間がかかる
焦らないで
時は無関心に進んでいく
せめて自分だけは覚えていようと
大切に
大切に
抱え込む
悲しみはいつか
心の花開く
それはいつか
ひとそれぞれ
だからもうしばらく座っていよう
喜びの花咲くその時に
笑っていられるように