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段取り編28 「ここをベースキャンプとするっ!」

 「・・・でも敢えて言うなら、部屋の広さかなぁ」


 妻との会話の途中、私がリストアップしたホテルの話が出て候補に出ていた各ホテルの情報を見ながら彼女が気になった点を挙げてくれ、と言ったら部屋の広さ、と意外な答えが出て来た。


 「へぇ、そりゃ全く想像外の答えだったな。でなんで?」


 と聞くと妻は3煎目のジャスミンティーを啜りながら、3本目の羊羹『夜の梅』を手にして、それを指揮棒の様に私の眼前に振りながらドヤ顔で


 「わっかんないかなぁ、キミィ。今回の旅行でニューヨーク、ボストン両都市とも3人で1つの部屋に宿泊するんでしょ?小さな子供を連れた3人家族なら兎も角、大の男が3人も揃って徒党を組んで仲良く同じ部屋で褥を共にする訳だ・・・」

 「にほんごぉっ!」


 どさくさ紛れて何言ってんだこの人は。

 『褥を共にする』の意味絶対に知っててワザと入れやがったな、コイツ。

 でもって俺のツッコミガン無視しながら


 「てな状況で考えられる事は、行動パターンが同じなら、スーツケース開けるタイミングも大体一緒って事でしょ?今回の旅行では各人大きいスーツケース持って行く事になるから、単純計算それぞれ同じタイミングで部屋で広げてあーだこーだ作業をやり始めたら、70リットル位のスーツケースでざっくり70cmかける50cmの大きさを広げて2面、でもってそれがかける3人分展開される訳。さてはて一体全体どこで開ければ良いでしょーか?」

 「んー、普通に考えれば2人がそれぞれのベッドの上で、残った1人、これは多分俺だと思うけど、が床で広げる事になるんじゃねーの?

 「うん、予想通りの答えだね。でチェックインする時にざんぶりの雨だったら?」

 「えーっと、多分そんときゃスーツケースをベッドの上に載せる前に全面タオルとかでざっと拭いてから・・・あー、キチンとはやらんだろうなぁ多分、面倒臭ぇえから」

 「うん、これまた予想通りの答えでアタシャ悲しくなって来るよ。お父さんの事は判らないけれど少なくとも君達2人は必ずそう言う一手間を惜しむよねぇ?ホントはスーツケーススタンドが正解。でセカンドベストが床がタイルになっているバスルームで広げる。どうしてもカーペットの床でスーツケースを展開する必要があった場合、ダニやノミ、トコジラミのリスクもあるし大きめのビニールシートを敷いてからその上で広げて作業が終わったら直ぐに締めてビニールシートで包んでしまう方が良いんだけど、多分君達はそんな事もしないだろうからなぁ・・・スーツケーススタンドとかあっても1台分だから基本はスタンドを交互に使うのが一番良いんだけど・・・そう言う荷物を広げたりする面からも出来るだけ部屋の面積が、特にバスルームの面積がある程度あればスーツケースだって広げて作業出来るだろうし、帰国後虫の卵持って帰って来ました、とか要らない『お土産』持って来るリスクは下げられると思うんだけど。まあ広かろうが狭かろうが3人仲良く床の絨毯に荷物ベタ置きですってなったらリスクは変わらないんだけどねぇ」


 そう言って振ってた羊羹を開けてパクつく。

 繰り返すが、3本目である。


 「多分3人共そう言うの気にしないと思う。だから、スーツケース内に樟脳とか入れて置くよ。多分お守りレベルだとは思うけど、無いよかマシだろうし。それに実家で使っているのも含めて全員分のスーツケースが樹脂製で布製の製品は無かったはずだからそういう面では若干リスクは軽減されるかも。まあでも、出来る限りスーツケースを床にベタ置きで放置とか息子にさせない様に言っておくよ」

 「・・・こりゃ帰って来たらスーツケースとか玄関で開封して全部徹底的に調べないと駄目かぁ・・・」


 と眉をひそめながら3本目の羊羹を食べ終えた妻がボヤく。

 なんか余りにも食うペースが早くてビックリである。


 「一応、調べられたらベッドのマットレスとか調べておくし、万が一の時には部屋の変更とか交渉するよ」

 「君達自身の為な話なんだけどねぇ・・・」

 「で、部屋の広さと言う面で見て俺が選んだ部屋とかどう?」


 改めて妻はパソコンの画面を操作する。

 マウスで画面を切り替えて、ボストンの候補に入っているホテルを出す。


 「このホテルは立地面では最高だけど、選んだ部屋の広さ的に一寸窮屈なんじゃないかなって思う。特に3人目が君だからねぇ」

 「悪うござんしたね」

 

 横目で俺の腹見ながら妻がボヤくように話す。

 

 「これだったら、部屋のランクをもう一段階上げておいた方が良いかなって思ったの。予算的にはお義父さんから許可を貰っているから問題無いんでしょ?特にこう言うクラシカルなホテルは建築当時の思想で部屋が作られているから、どうしても今の価値観で考えると部屋の面積が手狭になっているケースが多いから、新しいシティホテルと比較すると同じグレードだと1サイズ部屋が狭くなっちゃうんだよね」


 と他に挙げた候補の部屋面積を指差しながら確認してみる。

 ああ確かに、このボストンの候補となっているホテルの部屋だと他の候補であったりニューヨークのホテルの部屋と比べても手狭と言えた。


 「でも交通アクセスとか、そのホテルの歴史とか諸々他の条件を考えると選択肢として上位にあるんだよね」

 「うんだったら、ここのホテルに関しては条件を変更して1段階部屋のグレードを上げた形にして比較対象にするべきだと思う」

 「そっか。じゃあそうしてみるか」

 

 自分自身ではなかなか想像出来ない情報や知見ってやっぱ無視は出来ないよね、って改めて思い知って、そのアップデートを基に最終的にホテルを選定した。


◇     ◇     ◇     ◇     ◇


 ゴールデンウィークもつつがなく終わり、休み明けの仕事が終わった夜、私は会長室に赴き、会長にホテルの内容が決定した事とその予約を入れる旨を伝えた。


 日程面もニューヨーク滞在を8月10日木曜日から8月14日月曜日までの3泊4日、ボストン滞在を8月14日月曜日から8月16日水曜日までの2泊3日にする事を決定、その旨も了承を得る。


 滞在ホテルはニューヨークがRenaissance New York Times Squareで決定。

 部屋は通常の部屋にダブルベッド2台、シティービューを選択。

 部屋面積は31平方mで平均的な広さと言え、室内インフラもバスタブ付きだったりする。

 アクセス面では地下鉄N、R、W路線の49St駅、1路線の50St駅、B、D、F、M路線の47-50 Sts-Rockefeller Ctr駅、そしてTimes Sq–42 St駅のN、Q、R、S、W、1、2、3、7路線が接続されている上に、バスの路線も7番、20番、42番、104番の4路線が走っていて、1ブロック移動すれば更に5番、55番、34ASBSが加わる、と交通インフラ面ではかなりストロングポイントが高い場所にあるホテルだった点が特に個人的に高評価だった。

 これは各種イベントに移動する、あるいは戻って来る時の時間短縮、と言う点で明確に利点となるだろう。

 更にホールフーズマーケット ブライアントパーク店とのアクセスが良いのもポイントであったりする。

 まあ、激近と言う訳では無いが、少なくとも徒歩で10分圏内で移動可能、と言う点も高評価に繋がった。

 そしてホテル内にあるレストランがタイムズスクエアを一望出来る場所にある、と言うのが決定打となったと言える。

 何せ到着日がそこまで遠出しない方向でいたから、ホテル内のレストランで飲食出来て、尚且つそれがタイムズスクエア見学というサブイベ消化も同時に出来る、と言う点は企画立案している立場からすれば『美味しい』条件な訳で、これはここのホテルに宿泊する場合は組み込んだ方が良いサブイベになるだろう。


 ボストン滞在ホテルはBoston Omni Parker Houseに決定。

 部屋は結局1段階上のグレードが満室だった、と言う理由から当初の予定していた部屋から2段階上のグレードであるプレミアスイートに設定、ベッドはキングベッド1台とソファベッド1台。

 部屋面積は48平方mで2ルームになる。

 まあ、何と言うか庶民感覚剥き出しで言えば『ヤベェ』って感じなのだ。

 実際価格も、上記のRenaissance New York Times Squareと比べてほぼ2倍になってしまった。

 だが、ここに決定した理由は1855年創業、と言うアメリカの歴史の中でも最古に部類されるホテルである、と言う点であったりする。

 内装や調度品、ホテル全体の雰囲気もクラシカルな造りになっていて、個人的にも好ましかったりする。

 他にも様々な歴史的人物であったり著名人も数多く逗留していたり関わっていたりしているホテルであり、過去を紐解けば、ベトナム建国の父ホーチミン国家主席が、1911年~1913年までの3年間このホテルのベーカリーでパン職人として働いた、と言う話だったり、急進的黒人解放運動指導者であるマルコムX氏も18歳の1944年から2年間このホテルのテーブル係として働いていた、と言う話、更にはJFKが妻ジャクリーンにプロポーズをした場所としても有名だったりする。

 このお話だけでも十分サブイベとして成り立つレベルのホテルであり、個人的には正に最先端の金融&文化の街ニューヨークと対になる歴史を体験し知見を深める場所としてのボストン、と言う場所としてここで宿泊する事自体が意味がある行為だと思うし正解な気がするのだ。

 またフリーダムトレイルのスタート地点からも近く、地下鉄もGovernment Center駅、Park Street駅、Downtown Crossing駅の3駅とアクセスが良く、ブルーライン、オレンジライン、グリーンライン、レッドラインという主要な路線をほぼ全部抑える事が出来ると言う点が高評価だった。


 この内容でそれぞれの日程をホテル比較サイト経由で予約を確定させる。

 予約が完了した瞬間、頭の中で『ここをベースキャンプとするっ!』ってセリフが思い浮かんだ。

 勿論、時間切れになって道端でテント張る様な真似はしないつもりである。


 そして、自分の携帯にメモ書きで備忘録として書いてあった『為替ヘッジの為に米ドルの現金を早い段階で購入する』も提案しなければならない事を思い出す。


 「会長、先日話があった現金購入の件、今後もう少し円安になる可能性もある事を考えたら、今の内に銀行で米ドルパックを購入した方が良いと思うんだけど・・・」

 「ああ、そうだなぁ・・・うん、その方が良さそうだな。判った。近日銀行に行って買って来る様にする」


 とパソコンで為替レートの推移を観ながら決める。

 チャートとか各種指標や金利の動きを見ていても、このまま円安方向に動く可能性がある、と会長も私も同じ様に思っていたから、この件はすんなり決まった。


 「それと購入する時に、1,000ドルパックじゃなくって300ドルパックと100ドルパックの組み合わせで買って欲しいんだけど」

 「ん?どういう事だ?」

 「1,000ドルパックだと明らかに100ドル札の枚数が多くなってしまうから、小口のパックを複数口購入した方が現金での支払いに便利な20ドル札とか10ドル札、現金チップの支払いで便利な5ドル札や1ドル札の枚数が多く確保出来るから、ってのが理由かな」

 「100ドル札とか10,000円札の様なもんだろ。それで良いのか?」

 「うん、そうして欲しい。向こうはクレジット大国だし、個人小切手、パーソナルチェックって言うんだけど、その利用も多いから、現金で100ドル札がバンバン飛び交う環境はそれこそラスベガスのカジノ以外ではなかなかお目にかかれないだろうね」

 「うん、判った」


 と私の言った内容を机にあった紙にメモ書きする。


 「所で、ボストン美術館とかは何を観るのか、もう決まったのか?」

 「ボストン美術館に関してリストの最優先は前から会長が言っていた『日本の浮世絵』シリーズになる。そこを中心に俺や息子が観たい作品を付け加えてリストを作る、って流れかな?何せボストンに行った当日の午後しか時間が無いから、実質中に入ってから観賞出来る時間は2~3時間位しか確保出来ないだろうし、上手くルートが一筆書き出来る様に作成したリストを基に導線を作るつもりだよ」

 「そうか、でお前や孫は一体何が観たいんだ?」


 と言いながら、会長はボトルからガムを取り出し口に入れる。

 私が手を出すと1粒ずつこっちに放り投げて来た。

 最初の1粒は取れたのだが、次の1粒はズレた所に投げて来たので落としてしまった。

 落としたガムをワイシャツで軽くこすってから口にする。

 3秒ルールだ、3秒ルール。

 

 「個人的な最優先はやっぱり日本の作品で『平治物語絵巻 三条殿夜討巻』。これは平治の乱を描いた合戦絵巻で現存する3巻の内の一つだったりするんだよね。他の2巻は日本にあるけど、それぞれ国宝、重文でとても貴重なお宝だったりする。でその1巻がボストン美術館にあるって訳。で、それと同じ位観たいのが『吉備大臣入唐絵巻』。遣唐使として当時の唐に派遣された吉備真備を描いた全六段の物語絵巻でこれまた日本にあったら国宝級の傑作だったりする」

 「ほう、そんな凄い作品がボストン美術館にあるのか」


 と会長が驚く。

 そうなんですよ、スゲェ傑作なんですよ。


 「そう、特に『吉備大臣入唐絵巻』は昭和初期(注:昭和7年です)に当時ボストン美術館東洋部長だった日本人に(注:富田幸次郎氏)売却してアメリカに渡った、と言う経緯があって、まあそんときゃタイミングが最悪で関東大震災がありーの世界恐慌がありーので経済しっちゃかめっちゃかで国内に買い手がいなかったんだよね。当時の経済事情を考えれば仕方が無いんだろうけど、結果として国宝級の傑作『吉備大臣入唐絵巻』は海外流出してしまい、当時の日本国民マジギレもんだったみたい。実際翌年には美術品の国外流出を防ぐ法律が整備された位、衝撃的な事件だったみたいだね」

 「そうか、そんな凄い作品がボストン美術館にあったのか。初めて知ったぞ。何か、お前の話聞いたらその2つも絶対に観たくなったなぁ。必ずリストに加えといてくれ」


 と会長が興奮気味にリストに付け加えさせる。

 確かに、この2作は知っている人にとっては『常識』なんだろうけど、美術関連に限らず文化的に貴重な作品や建造物って興味を持たない様なライフスタイルを送っていると、本当に人生においてかすりもしない存在だったりするんだよね。

 自分自身も世の『常識』の大半を知らないままここまで来てしまった手合いだし。

 でも、世の中の大半の人は世間知らずの常識知らずのままで一生を終えるのだから、ある意味心強いものがある、と開き直っている。

 だから、知りたい事を手間暇かけて調べたり知識を吸収する事そのものは私個人にとっては言ってみれば『趣味』の様なモンなのだ。


 「元より入ってるよ。他にも海外の絵画で見たい作品も結構あるんだよね」

 「そっちは任せた。海外の作品とか俺は良く判らんから。何か面白い作品があったらその作品にまつわるエピソードとかも含めて現地で説明してくれ」

 「ああ、問題無い。最初からアテンドするつもりだったし、作品に関する情報もこっちで事前に調べて置くよ。ただ、興味が湧く湧かないの問題もあるだろうし、好き嫌いもあるだろうから、3人が共通で観るべき作品、個別に自由時間内で勝手に観てくれ、な作品を仕分ける手間が1回は必要だと考えている」

 「ああ、そうだな。その件も含めて頼んだぞ。・・・所で孫は何か観たい作品とか何か言って来てるのか?」

 「いやまだ、なーんもこっちにリクエストとか言って来ない。希望リストとかあったら受け付けるよ、って言ってんだけどね。まああれだろ?初めてのお寿司屋さんに入って『大将、お任せで』って感じなんだろ?多分」


 と言うと会長は少し眉をひそめた。


 「そんなんじゃダメなんだがなぁ・・・ちったぁ自分の意志で自分で興味がある作品とか自分で調べるとか、そう言う経験を積み重ねないとそのまんま年だけ取った子供になっちまうぞ」

 「まあ、この件に限らずだから、何度も事ある毎に言ってるんだけどねぇ」

 「お前もだ。今年に入って更に首回りとか腹回りが寸胴になって来てるじゃないか。以前から体調管理も仕事の内だ、と何度も言って来ただろ。お前自身がもっと自分に厳しくしないから、お前の子供も同じ様な事になるんだよ」


 おおっと、こっちに飛び火してきたぞ。


 「息子の件は折を見てこっちの方からリクエストとか無いのか?って再度確認取ってみるさ。その上でリクエストをまとめて今言ったルート構築作業に入る事になる。ただルート構築の前に、来月位になったら、ボストン美術館のページで、リストアップした作品の中でどの作品が観賞可能か否か、について調べる必要があるんだよ。何せ美術品は『修復中』とか『貸し出し中』とかで案外公開されていない作品も多いらしい。こればっかりは蓋を開けて見なきゃ判らんよ」


 と飛び火ガン無視で言いたい事だけ言ってやった。

 すると、会長はふぅっと一つ大きなため息をついて、


 「ああ、そっちは任せたから、来月になったらまたどんな結果になったか報告してくれ。それと、さっきの件、本当にお前の今の体格のままだと確実に体調面で重大な問題が起こるから、絶対に早い段階で何とかしろよ」


 と釘を刺して来た。

 あったま痛ぇなぁ・・・

 まあ、確かにここ最近ズボンのベルトは気合を入れて締める様になって来たのは事実。

 妻から『強制身体測定日』の実施を宣告されたのも事実。


 「まあ、言いたい事は判るし何とかするよ」


 と前向きな事を言ってその場を逃れる。

 でも前向きな事言ってれば、昨日堪能したカップラーメンの新作もプラマイゼロで実質ゼロカロリー。

 何の問題も無いはずだ(注:問題しかありません)


>『ここをベースキャンプとするっ!』

 

 はい、『水曜どうでしょう』の企画「ヨーロッパ・リベンジ」編ですね。


 やっぱ、テレビ番組の『面白さ』って目的を達成する為に『予算』は必要条件なのかも知れないけれど、絶対条件では無いよね、って思える番組でしたね。


 今でも、こんだけネット界隈のあちこちでこのネタが擦られ続けているって、スゲーですよね(語彙力)


>パーソナルチェック


 消費者である個人が店舗に対し振り出す小切手を指します。引き落としは金融機関に開設した個人当座預金(チェッキングアカウント)からになります。


 チェッキングアカウントは日常生活での資金の出し入れに使う口座になり、殆ど利息が付かないケースが多いです。

 日本で言えば普通口座ですね。


 逆に資産運用等で不要不急の資金を貯蓄、あるいは運用する場合使用する口座はセービングアカウントとなります。

 日本で言えば定期口座の様な感じでしょうか。


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