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段取り編26 旅下手さんとベースキャンプ選定委員会(メンバー1人)

 先日ダメだしされたスケジュールの再提出は結果的には

 「ああ、それなら良いんじゃないか?」

 という父からの一言で了承となって、ニューヨークでの骨子はある程度固まって来た。


 となると、今度はニューヨーク、ボストンでの滞在ホテルをどうするか、に問題はシフトしていく事になる。

 父はホテルに関して

 「んなもん、どこだって良いんだよ」

 と剛毅な事言ってるし、実際彼と一緒に中国出張に行った時には経費節減の為、日本の基準ではなかなかお目にかかれない水準のホテルに1週間滞在とか普通にしていたりするんだが、だからと言ってユースホステルと言う訳にはいかない。

 不特定多数の人達と同じドミトリーで寝床を共有とか、ベッドが2段ベットですとか、八十路近い彼にとっては幾ら何でも無茶ゲー基準となるだろうな。

 それに多分、私や父と比べてそう言う経験値がゼロな息子も多分ダメだろう。

 

 となると、最低限彼等の基準でここなら逗留出来る、という選択肢を用意する必要がある。

 幸いな事に経費を出来るだけ抑える、が主眼となっている出張先での滞在ホテルとは違い、ホテル内での滞在時間も重要な要素になって来る今回の旅行では、予算面でもある程度は問題無い、という内諾を取り付けているので、コストパフォーマンスは優先順位の中で低い方にランクする事になる。


 これは、昨今の円安傾向の中では大変言有難いサポートになる。

 何せゴールデンウィーク直前の5月2日時点で137.67円/ドルは中々の円安傾向で、1ドル110円位を想定していた私からすれば、単純にコスト2割増しになってしまうから、予算を日本でのホテル価格を当てはめ円ベースで計算をすると1~2ランク低いサービスのホテルしか予約出来ない事になってしまうからだ。


 しかも2022年からインフレ対策の為にFRBが段階的に利上げを行ってインフレ抑制を図ろうとしているのだが、現時点でまだインフレが落ち着いた、という話は出て来ない為に、あらゆるサービス価格が上昇している可能性がある事も頭に入れて置かないといけない。

 

 これから3.5か月後の為替レートの事を考えた場合、ひょっとしたら今ある程度の米ドルをリスクヘッジとして購入していた方が良いのかも知れない。

 金額によるが、向こうでのチップ分とか、キャッシュオンリーな場所で米ドルを消費する場合とかのケース、プラスアルファ位の金額の米ドルを購入する件について近日父にも相談してみよう。


 ToDoリストに「米ドルキャッシュ購入を父に相談。どれ位の金額をヘッジとして事前購入するべきか?」とメモ書きを書いて、ホテルの選定に戻る。


 ニューヨークのホテル選定で幾つか優先したい項目がある。

 具体的には、


・3人1部屋で宿泊出来るホテル

 これに関しては、何かホテル内でトラブルがあった時に各人がバラバラの部屋に宿泊していた場合、レスポンスの面で問題が起こる可能性がある、という理由が挙げられる。

 一人は全く英語が聞き取れない&しゃべれない、もう一人も最低限のリスニング位しか出来ないであろう事を考えた場合、常に一緒の部屋に滞在した方がリスクヘッジと言う面では良いだろうし、取り入れないといけない点だと考えている。

 通常であればエクストラベッドの設定をすれば問題は無いのだろうが、場合によっては2キングサイズベッドの部屋確保で問題を力業で解決する手段もあるっちゃある。

 敢えて問題点があるとすれば、夜寝る時に私のイビキが五月蠅ぇえ事なんだろうが、それは何と言うかまあ諦めろ(ニッコリ)


・各種地下鉄駅、バス停とのアクセスが良い場所

 これもホテル選定で重要視するべき項目のひとつとしてカウントされるだろう。

 外に出かけて大量の買い物袋を持つ事態になったら、一旦ホテルに戻って荷物を置いておく必要がある。

 更にはシェスタの様な休息時間を設ける場合でも各種イベント会場の場所からホテルへのアクセスが良ければ余計な時間を浪費せずに済む。

 今回のニューヨークでの各種イベント目的地に関してはメッツの本拠地シティーフィールド以外は大抵セントラルパークから南に位置しているから、ホテルのロケーションに関しても「複数の地下鉄路線駅へのアクセスが良い」「複数のバス路線停留所へのアクセスが良い」「59ストリートよりも南に位置しているホテル」というのが条件になるだろう。

 可能ならアクセス面でマンハッタン中心部からあまりズレた場所にしない方が良いだろう。

 

・ホールフーズマーケットあるいはトレーダージョーズへのアクセスが徒歩圏で近い

 これに関してはニューヨークに到着してホテルにチェックインした後、恐らく当日以降の消費する水や飲み物であったり軽食、酒の肴の類、現地に到着して気が付く消耗品の忘れ物等を購入するにあたって、特に水物は重い荷物になるだろうから出来る限りホテルからのアクセスが良い場所に上記スーパーの店舗がある方が望ましい、と言う事である。

 1回で済むならそこまで重要視しなくても良いかも知れないが、2日目以降も「あ、あれ忘れた」とか絶対になりそうな予感がするから近くに品揃えが良いスーパーがあれば、リスクヘッジにもなるだろう。

 無論、水や飲み物、軽食の類なら日本でいう所のコンビニの様な小規模店舗で賄える事も可能ではあるが、品揃えや価格と言う面で少し心許ない、という点を考慮した場合やはり大型スーパーが近くにあるのはストロングポイントになるだろう。


・ホテル内にレストラン、あるいは徒歩圏で複数のレストランがある

 これは特に到着初日の夜に関してで、この日は日本から飛行機で移動時の体力消費&睡眠時間に関する懸念を理由に、遠出をして食事をする事を父が望んでいないと言う点を考えた場合、項目に入れて置かなければならないポイントになる。


・ホテルのロケーション自体がサブイベントに組み込める場所にある

 これに関しては現時点で何とも言いようが無いのだが、ホテルの部屋からのあるいはホテル共有施設からの眺望が素晴らしいものがあれば、宿泊するホテル自体が一種のサブイベントとして組み込む事が出来るはずだ。

 

 ・・・大体こんなイメージか。


 これ等の条件をパソコンに書き記して置いて、その条件に合致する候補地を出してみよう。

 先ず各種地下鉄駅、バス停とのアクセスが良い場所に関して。

 ニューヨークの公共交通機関として挙げられる地下鉄とバスだが、ザックリな括りで言えば「地下鉄は南北、バスは東西と南北と周回」の路線が多い傾向にあると言う憶え方になる。


 その為どこかに移動しよう、となった場合『縦軸』と『横軸』で移動して目的地に移動する動きになる。

 ただ例外もあって、実はこの例外っていうのが結構憶え難い作りになっていて私も含めてニューヨーク初心者は大抵地図とにらめっこする羽目に陥る。

 ・・・まあそれでも東京の地下鉄路線と比較した場合、難易度は低い方だと思うけど・・・

 ブライトオレンジ色のB、D、F、M路線は逆『コ』の字のルートと右下向きクランクのルートの組み合わせだったり、トマトレッド色の1、2、3路線はセントラルパーク左側の途中から北に『サスマタ』の様に二手に分かれていたりする。

 逆にセントラルパーク右側から北に最大4路線に別れるのがアップルグリーン色の4、5、6路線。

 セントラルパークの南、50 St駅で北と東に分岐するのがビビットブルー色のA、C、E路線。

 北はセントラルパークの南、57 St-7 Av駅で、南はCanal St駅で分岐するのがサンフラワーイエロー色のN、Q、R、W路線。

 珍しい所ではラズベリー色の7路線はほぼ横方面に移動するので、複数の他の地下鉄路線とアクセス出来る路線だったりする。

 他にも路線はあるのだが、主要な所ではこんな感じか。

 

 バスの方は地下鉄のルートよりももっと判り難い。

 南北ルートを往復する路線もあれば東西ルートの往復路線、はたまた入り組んだルートを周回する路線もあったりで、正直これはアプリで行先指定して最短ルートを検索して貰った方が良いな、と感じた。

 ただ、バスに関しては何処でも路線は通っていて、交通空白地は存在しない模様だ。


 選定に関しては、複数の地下鉄路線駅がホテルの半径数百m圏内であれば条件クリアになる。

 セントラルパークから南に向かって複数路線乗り入れ駅で目に付いたところをピックアップする。


・59 St-Columbus Circle駅

・Lexington Ave/53 St駅

・Times Sq-42 St駅

・Grand Central-42 St駅

・14 St-Union Sq駅

・Fulton St駅

 

 辺りになるか。

 Canal St駅は5路線も同じ駅名があるが全ての路線が地下内でリンクしている訳では無く、複数の路線で地上に出ての移動になるみたいだ。

 一応候補には入れて置くけれど、その場合はA、C、E路線とN、Q、R、W路線の中間辺りにホテルを確保する事で東西の移動距離は短縮出来る事になるから、選択肢の幅は狭くなるだろう。


 ホールフーズマーケットあるいはトレーダージョーズへのアクセスが徒歩圏、という点に関してはグーグルマップでマンハッタンエリアを拡大、キーワードで「ホールフーズマーケット」「トレーダージョーズ」をそれぞれ検索する。

 するとセントラルパーク以南でホールフーズマーケットは9店舗、トレーダージョーズは7店舗が確認出来た。

 別に必ずしも両方ある必要など無く、どちらかでもあれば問題は無い。


 これを上記で調べた複数路線乗り入れ駅で地図を重ねてみる。

・59 St-Columbus Circle駅・・・ホールフーズマーケット コロンバスサークル店

・Lexington Ave/53 St駅・・・ホールフーズマーケット ミッドタウンイースト店

・Times Sq-42 St駅・・・ホールフーズマーケット ブライアントパーク店

・Grand Central-42 St駅・・・ホールフーズマーケット ブライアントパーク店

・14 St-Union Sq駅・・・ホールフーズマーケット ユニオンスクエア店、トレーダージョーズ ユニオンスクエア店

・Fulton St駅・・・半径200m以内には確認出来なかった。


 消耗品の購入という面を考えた場合、Fulton St駅周辺は一寸消えたかな。

 逆に言えばそれ以外の駅周辺では買い物は近場で出来る、という事になる。


 よって、

・59 St-Columbus Circle駅

・Lexington Ave/53 St駅

・Times Sq-42 St駅

・Grand Central-42 St駅

・14 St-Union Sq駅

 の5駅周辺で「ホテル内にレストラン、あるいは徒歩圏で複数のレストランがある」「ホテルのロケーション自体がサブイベントに組み込める場所にある」の条件に合致して、尚且つ「3人1部屋で宿泊出来る」がクリア出来れば候補地入り、となる。

 

 まあ、これで大まかなガイドラインが出来たから今度はボストンのガイドライン作成に移ろう。


◇     ◇     ◇     ◇     ◇


 一旦休憩を挟んだ後、今度はボストンでのガイドライン作成、となる。

 ボストンの場合、複数路線乗り入れ駅で言えばNorth Station駅、Government Center駅、Park Street駅、Downtown Crossing駅辺りになるので、その周辺でホテルを探す事になる。


 そしてボストンでも近場にスーパーの類があれば良いのだが、ニューヨークの場合とは違いボストンでは必要な消耗品はもう既にニューヨークで購入済、というケースが大半だろうから、せいぜい翌日消費するだろう水位しか購入するものは無いだろうから、そこまでプライオリティが高くは無いかも知れない。


 ボストンの場合、ニューヨークと比較して街全体がコンパクトになっていて、地下鉄の路線も中心部から拡散する路線が多いので、出来る限り中心部でホテルを予約した方が良さそうだ。


 特にGovernment Center駅、Park Street駅、Downtown Crossing駅の3駅はブルーライン、オレンジライン、グリーンライン、レッドライン、と主要な路線をほぼ全て押さえている。

 よって歩いてもそこまで距離が離れている訳でも無い3駅の中心部分付近にホテルを確保出来れば、様々な場所に移動する事に関しては、ほぼベストの答えが出るだろう。


 ボストンに関してもガイドラインが決まった頃、部屋から息子がお茶を飲みにリビングダイニングにやって来た。


 「おう、明日からのゴールデンウィークで部活があって家にいない日カレンダーに書いたか?」


 そうなのだ。息子の所属しているサッカー部は何でか知らんけどゴールデンウィークにも練習がある、という事で数日はグラウンドに直接行く必要があるらしい。


 「あー、まだ書いてない。後で書くわぁ」

 「アホタレ、ゴールデンウィークは明日からだ。今ここで書け」

 「えー、めんどくせーなー」

 

 と何時もの微笑ましい親子の会話を堪能しながら息子は冷蔵庫からお茶の入ったジャグを出し自分の分に注ぐ。

 ついでに入れて貰おうと私と妻のコップを眼前に差し出し、息子は当たり前の様に妻の分だけ注ぎ、そのまま冷蔵庫に戻ろうとする。


 「いや、そういうボケ要らんから」

 「自分で入れりゃ良いじゃん」

 「俺がお茶入れる時おまえの分を入れなかった時、今まであったっけ?」

 

 そう言うと、息子はため息つきながら私のコップにお茶を入れ始める。

 トポトポと注がれるお茶の水位がどんどん上昇しコップの淵ギリギリになるまで上がる。


 「いや、そういうボケ要らんから」

 「嫌なら飲まなくたって良いじゃん」


 と息子がニヤリと笑いながらお茶のジャグを冷蔵庫に戻す。

 仕方がねー野郎だと思いながら、口をおちょぼにして突き出しコップなみなみに注がれたお茶をゾゾッと一啜りする。

 うん、なんか角打ちで「もっきり」を頼んでなみなみと注がれた日本酒を下品に一啜りしながら飲むような感覚を覚え、不意に日本酒の冷やを飲みたくなっちまった。


 「ねぇ、学校のお友達とかゴールデンウィークは皆部活とかで忙しいの?」


 と妻がお茶を片手に尋ねる。


 「部活によるよ。ほとんどの生徒はこの期間は休みなはずだし、実際にゴールデンウィークに海外に行くって話も聞いているよ」

 「へー、海外ねぇ。この円安の時に豪勢だよねぇ」


 と驚く様子の妻。

 いやでも今年の夏、父と私と息子の3人でこの円安時にアメリカ行くんだけどね。


 「ハワイ行く子もいれば、台湾に行く子、ああ、アメリカの西海岸に行くって人もいるし、一番凄いとこだとスペインとか行くって人もいたなぁ・・・ああ何か俺もスペインとか行ってみてーなぁ。で、カンプノウでバルサのホームゲーム観てみたいなぁ」

 「おお、行きゃ良いじゃん。お前が社会人になって自分で稼いで、金貯めりゃナンボでも行けるだろ?」


 と突き放す。甘ったれんな、自分の金で行けである。


 「いやぁお父様お肩が凝っていらっしゃる様で」


 と揉み手で満面の笑顔を浮かべ近づく息子。


 「要らん要らん。おめーの肩もみ一体幾らするんだよ。今年の夏の出費だけでもそこそこするってのに、これ以上海外旅行の予定なんて当面考えられねぇぞ」

 「判ってねぇなぁ。俺が今この家に居る時にこそ海外旅行は行くべきなんだよ。10年後とか俺だって結婚して独立して外に出ているかもしれないじゃん。そんな状況で一家揃って家族旅行だなんてもう難しいでしょ?いつ行くの?今でしょ!って奴だよ」


 と大げさに両方の手のひらを上に向けて肩をすくめるしぐさをして嘆くフリをする息子。

 オメーはアメリカ人かよ。


 「今年の秋以降どこか安いタイミングで国内の温泉とかは考えているけど、少なくとも海外は今年の夏以降は全く未定だよ」

 「おーんせーんっ!さんせーっ!いぎなーしっ!」


 と諸手を上げて賛同する妻。

 万年肩こりで腰痛も定期的にある妻は前々から温泉行きたい、温泉にゆっくり浸かりたい、温泉で心も体も魂もゆっくりと癒したいと温泉禁断症状の様な事言っていたから今年中に行ける様に候補地を幾つかピックアップし始めていたのだ。


 「温泉かぁ・・・うん、温泉ねぇ。まあ良いんじゃない?」


 とあからさまに乗り気では無い息子。

 まあ、考えてみれば私達が20歳前後の時には温泉が趣味ですとかあり得なかったわなぁ・・・

 

 「幾つかある候補地でお前が希望するアクティビティとかあったら事前に教えてくれればスケジュールに組み込めるか考えてみるから」

 「あー判った。じゃあまた明日ね」


 とお茶を飲み終えた息子がさっさと自分の部屋に戻る。


 「あれ?・・・ってオイッ!オメェッ、カレンダーにスケジュール書けっつっただろっ!」


 ったく、アノ野郎全く人の話を聞いちゃいねぇ。

 でも、一体誰に似たんだ?という事は考えないようにした。

 思い出すと黒歴史、って話は誰にでもある「脛に傷」だからだ。


>旅下手さんとベースキャンプ選定委員会(メンバー1人)


 はい、アニメゆるキャン△のタイトルが元ネタですね。

 まさか世の中でここまでバズってアニメや実写や映画版アニメまで展開され全国規模で盛り上がり、我が家でも一家揃って楽しく観賞するアニメになろうとは、連載当初からチェックしていた私からすれば全く想像も出来ませんでした。


>5月2日時点で137.67円/ドルは中々の円安傾向で


 とは言え旅行当日の2023年8月10日には143.96円/ドルと更に円安方向に動いていたりするので、実は費用面では更に5%増しと言った感じになりました。

 結果としてそれよりも前にヘッジした米ドル購入分は正解だった事になりますね。


 まあ翌年の2024年7月によもや161.95円/ドルにまで円安が進むとは、この時の私達にとっては想像も出来ない事態でした。

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