表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/4

友達は・・・

シリーズ第一話です。不定期公開にはなりますが、楽しく書きたいです。温かい目でみてくださいまし。

 つい先程まで動いていた生物はもう血の海の中で、息絶えた。殺めた、殺めた、殺め殺めた。生物の一つを自分がコントロールした。楽しい。

 警察来るかな、こいつ電話してたし。早く逃げないと。でももう少しだけここにいたい。この死体、だれかわ知らないし、もう話しをすることもない。でも愛着を感じる。いいな、持って帰りたい。ここにおいて帰るのもったいないよ。でも、まだまだこれから。ここで捕まったら意味がない。早く逃げよう。遠くへ。

明道・作「ああ寂寥」より


 学校生活、そんなものは高速で終わる。小学生の六年間、中学生の三年間。高校の一年目も半分過ぎている。

 「努<つとむ>のやつ、また喧嘩したらしいよ。」

「怖いね、すぐ人を殴るんだって。」

「ひどい。」

「最低。」

そんな噂を潜り抜ける人物は、精神が強いのか、馬鹿なのか、あるいは両方である。

 その人物の容姿はだれが見ても不良と言うほど。金髪。乱れた制服。ポケットの煙草。教師も困るほどの人物。喧嘩をしたら負けることがない。らしい。

 彼は基本一人でいる。今も屋上で一人、メロンパンを食べている。

 「努、また喧嘩したらしいな。」

不良の彼に話しかけるこの人物も一種の馬鹿なのだろうか。彼と同じメロンパンを手に努の横に立つ。

「屋上って、人気ある場所に見えて、実際そうでもないよな。」

努に話しかけた男子生徒は、苦笑しながら言う。

「俺みたいなやつが陣取ってるからだろう。お前も俺といると変な噂されるぞ。」

「なんで噂なんかに屈しないといけないんだよ。」

「聖華<せいか>、お前は馬鹿なんだな。」

「かもな。」

二人は微笑む。

「聖華、お前好きな人いるか。」

高校生に恋愛はつきものだ。にしても、急ではあるが。

「はぁ、いないよ。てか、先週もこの話したよな。」

努は人づきあいが苦手である。でも、そんな彼を親友のジャンルにおいている聖華は、彼の短所など気にしない。努は彼のそんな優しさに気が付いているし、困っていたら全力で助けようとする。そんな、関係を親友と言う。そんな関係を外部から気づく人物もわずかにいる。

「努君に、聖華君。こんな所でお昼ですか。」

なぜか嬉しそうな顔で近づいてくる人物。女性。美しい顔に日があたりその印象を曖昧にさせる。

「咲緒<さお>、お前何しに来た。」

努は咲緒という人物に話しかける。咲緒は微笑みながら口を開く。

まだ、全然本編に入ってないです。登場人物紹介の話みたいになってしまいました。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ