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テンプレをぶち壊す異世界召喚

1話は颯目線で書いてましたが今回は第三者目線(?)で書かせてもらいました。文才ないので違和感などがあればすみません。それではどうぞ

異世界。アニメやラノベを読んだり見たことがある人なら誰もが憧れるであろう超人気ジャンルである。そんな二次元だけの世界が今、ここにある。


そして今。颯は絶望の真っ只中にいた・・・


疑問に思っただろう。なぜ趣味がアニメ鑑賞でラノベも読んでいるというのに絶望なのか。期待に胸を膨らませないのか、と。だがそれは颯にとっては至極全うな絶望で・・・



「未来がいねぇじゃん・・・!?!?!?!?!?!?」


そう。忘れてはならない。颯は重度のブラコンだということを・・・!

颯にとっては未来がいない世界など意味がないのだ。未来と一緒じゃない異世界転移等これっぽっちもときめかない。なにより昨日未来を怒らせてしまったのだ。仲直りだってしてないのに異世界?冗談じゃない!!!帰ったら未来の大好きな大きめのプリンを買って帰るつもりだったのにこれじゃ全てが台無しだ。というのが颯の心情である。全く贅沢な悩みである。


だがそんな颯の絶望は異世界に飛ばされたという事実に騒ぎ立てているクラスメイトにすら届くはずもなく。


「え!?ここって異世界!?」


「まじか!!やべぇな!!?」


「てかここ凄くない!?お城じゃん!」


そう。おなじみの<よく来てくれたな勇者達よ今この国は危機にさらされており魔王を倒してくれんか>

が来るのである。だがそんな言葉はなく、代わりにテンプレをぶち壊す言葉が投げられた。



『よく来てくれたな、異世界の住人達よ。ここは魔王城。我が魔王国は今絶滅の危機に瀕している。是非そなたらの力を借りたい。力を貸してはくれんか?』


と。全員が硬直した。そして・・・


「「「ええぇぇぇええぇえぇぇえぇ!?!?!?!?」」」



クラスメイト達の叫び声が魔王城全体に響いた。





・・・・・





魔王の説明はこうだ。


『我々魔王軍は人間国との領土の取り合いになっていてな、せめぎあっているときに向こう側がいきなり勇者とかいう人間を洗脳し使役して我が領土に攻め込んできてな。我々は戦況が悪くなったので引いてきたところなのだ。そこで我々も召喚魔法を使えばいいのではと話し合いになってな。そして成功しそなたらを呼び出したところなのだ。』


魔王は説明を終え、疲れたのか豪華な椅子に腰かけて長くのばされたご自慢の髭をいじっていた。魔王はしばらく待った後再度問いを発した。


「どうだ?我々の仲間になってはくれんか?」


しばしの沈黙


そして誰かが声を発した。


「あ、あの・・・」


クラスの人気者でいわゆる陽キャな木島大地君である。彼は茶色がかった髪をいじりながら問う。


「元の世界には帰れるんですか?」


まぁ誰もが思うことだろう。拒否権なしに呼び出されておいて帰ることもできないなんてたまったもんじゃない。

そして魔王は答える。


「勿論十分な成果を上げたなら元の世界に返すことを約束しよう」


だが颯にはそれが嘘であることがすぐに分かった。なにか魔法的な力があるのだろう。


だがほかのみんなは違った様で


「帰れるの・・?」


「ていうか魔王って・・・」


等と囁かれていた。颯には不思議でならなかったがそんなことよりも困惑や不安が勝っていたので気にしなかった。だが後に颯は後悔する。何故ここで声を上げていなかったのかと・・・


まさかの魔王がこのセリフいう!?国王のセリフでしょ・・・

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