第二章 探偵事務所
第二章にはいりました。
私は、探偵“神楽鼎(かぐらかなえ)”という名で一部の人に知られている。
なんでも一日あれば解決してしまう。
それが私のモットーだ。
「鼎さーん、電話来てますよ~」
「分かった。今変わるわ」
また依頼だろうか。
「はい、もしもし?」
「あ、探偵の鼎さんですか?」
「はい、そうですが」
「実は調べて欲しいことがあって連絡したんですが」
「あの、そちらお名前は?」
「名前・・・ですか。そうですね旅人(たびと)とでも呼んでください」
「そうですか。では旅人さん、調べてほしいこととは?」
私が聞くと、旅人と名乗った男は「どういうべきか・・・」と
呟いた後こんな質問をしてきた。
「歴史はとくいですか?」
「へ?」
私は思わず聞き返してしまった。
歴史?
いや、苦手ではないけど・・・・・・
一体何の関係が?
「実は魔女伝説と“スケッチブック”出生の地というのを調べて
もらいたいんですが」
「は、はぁ・・・。魔女・・・ですか・・・・・・」
「なんでも一世紀前の作り話ってことで資料が残ってなくてですね
お願いできますか?」
「あ、はい。わかりました」
「では、後日そちらに伺います」
「分かりました。ではまた・・・」
そういって私は電話を切った。
こいつは・・・、危ないような気がする。
なにか厄介なことが起きるんじゃないだろうか
しかし、旅人とやらは何で魔女なんかを?
興味本位か?
とりあえず、今回の問題は少々厄介そうだ。
第二章に入りましたからね?