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アンシン町に到着

前回、家を買うことにした一同は治安の良い町に向かうことにしたのだが、ミケがミスをしてしまう。

一同は無事に町にたどり着けるのだろうか?

  俺は今、目的地に向かっている。だが、予定では2日で着くというのだがもう3日も歩いている。エルザはレベルと種族の関係もあって俺たち人間よりは体力があるらしい。出発してから3日間のログインボーナスは回復薬(小)×5、回復薬(中)×2、スキルポイント50もらえた。連続ログインボーナスでEXPもらってレベルも上がった。※アイテムボックス内 回復薬(小)×8 回復薬(中)×3 あと3枠 スキルポイント80


完全に疲れ果てていた俺はミケに聞く。


「はぁ…はぁ…ミケ、お前本当にこっちであっているのか?」


「あっていると思いますが、はぁ…」


「じゃあ、なんでたどり着かないんだよ」

「魔物も平和すぎて出ないしよ」


「前回、ちょっとした勉強できた時はすぐ着いたんですがね」


「前回?行ったことあるのか?」 


「はい」


その回答に俺は嫌な予感がした。恐る恐る聞いてみることにした。


「ぜ、前回行ったときはどうやって行ったんだ?」


「それはもちろんドラゴンライダーで!」


「それはどういう乗り物だ?」


「それはですね、教育されたリザードの乗り物ですよ!」


「どのくらいの速度なんだ?」


「1日で山は1つは軽々しく超えるほどの…」


何か自分の過ちに気づいたのだろう、そうミケは予想の通りドラゴンライダーで言ったことを忘れていたのだ。なんとポンコツなのだろうか。

俺は怒りを通り越して呆れていた。エルザはまだしも俺は基礎能力が低すぎるし、ミケは魔法以外は俺と同じくらいだ。要するに絶望である。


「ゼルさん、ミケそんな落ち込むことないですよ、この先に小さな集落があります。」


「なんでそんなの分かるんだよ、どこ見ても山だぞ」


「この山を一つ越えれば集落があります」


「だから!なんでわかるんだよ!」


「私の千里眼スキルと透視スキルのおかげです。」


「じゃあ、遠くを透かして見れるってこと?」


「そうです、集落にはドラゴンライダーはありませんが普通の馬車ならあります」


「そっか!元気出てきた、行くぞ!」


そして俺は希望を見出したと同時にエルザの有能さが分かった。すごくいい子だ


 俺たちはしばらく歩いてついに集落に着けた。俺はもう足が限界でミケと同時に倒れこんだ。ミケは気絶している。俺も着いた安心感で気絶した。


 いきなり顔に冷たさが広がった。驚いて起きると目の前にエルザと集落の住民がいた。


「なんだよ、いきなり水かけて!」


「この嬢ちゃんが早くしたいというもんだから起こした」


「そういう事か。じゃあ、もっと優しく起こせよ!!!」


「すまなかったのぉ、でも話は大体わかってる。馬車は準備しているぞ」


「まじか!爺さんありがとな!」


「お安い御用じゃよ、馬は目的地を言えば連れて行ってくれる」


「賢いんだな、じゃあ遠慮なく使わせてもらうよ」

「ところでもう1人いたはずだが…」


「ん?後ろ見てみぃ」

爺さんが指をさした方向を見ると、水をかけられているのにもかかわらず、いまだに起きないミケがいた


「あの嬢ちゃん、顔はべっぴんさんなのにいろんなところがダメそうじゃな」


(今日だけで馬より頭悪いと思えてきた)

どれだけ起こしても起きなかったので結局、馬車の荷台にぶっこんだ。


 そして、俺たちは集落を出た。爺さんが言うにはあと半日もあれば着くだろうと言っていた。

それから俺たちは夕暮れになるところでやっと目的の町が見えてきたのだが、茂みが少し揺れたことにエルザだけが気付いた。※ミケはまだ寝ている


「何かいます」


「え?何も見えないぞ」


「茂みの中に複数」


「複数?動物どかか?」


「分からないですが、こちらに敵意を向けているのは確かです」


「て、敵意ってことはもしかして、もしかする?」


「おそらく、戦いの準備を!」


俺は言われるがまま短剣を取り出して戦闘態勢に入った。

茂みの揺れが大きくなるにつれ、緊張が高まっていた。そんなことはつゆ知らず、ミケはまだ間抜けな寝顔のままをかいて寝ている。だが可愛い。


「来ます!」


エルザが言った途端、茂みから複数のゴブリンが出てきた。

俺に2匹、エルザに5匹以上襲っていったのだが、ゴブリンもやはり女から狙うんだと思った。

そんなことは考えている暇はない、戦わなければならない。覚悟を決め、1匹に飛び込み刺し殺したがもう1匹に気づかず振り返った時にはもう目の前にゴブリンが迫っていて終わったと思ったが、足元にあった石につまずき、そのまま倒れてしまい、目をあけたらゴブリンが串刺しになっていた。


(運がよかったー、これも運の能力値による影響か?)

(それより、エルザの手助けを!)


振り返ると、悠々な顔をしているエルザがいた。その足元にはゴブリンの死骸が転がっていた。


「お、お前、つ、強いんだな...」

と言いかけた時、不意を突いてゴブリンが1匹襲ってきた。


エルザはそのゴブリンを殴り飛ばした。ゴブリンが岩にめり込んだ。あまりエルザは怒らせないようにしようと決意した。


「さっきからその手はなんで光ってるんだ?」


「これか私が光魔法で作った、光の拳(ピュアフィスト)です」


「エルフって、弓どか長距離戦闘じゃないのか?」


「大概はそうですが、私だけは生まれた時からこれが性に合っていたんです」

「確かにお姉さまたちは弓や魔法が主の戦闘ですけど私は魔法も弓も扱えますが苦手で…」


「それで近距離戦が強いと」

ハーフエルフの大半は理想通りでよかったが、このエルザはなんか違うらしい。


「そういえば、エルザの能力を見せてもらってなかったな」


「そうですね」


能力を見た俺は驚愕した。魔法はミケぐらいだが、身体能力の面の攻撃、防御、速度どれもが50を超えている、でも知力と運は0らしい。予想だがこの子の王座につけない理由ってもしかして…


「ふわぁぁぁん」


デカいあくびをしながら、ミケが馬車から顔を出した。


「どうしたんですかぁ?なんか騒がしいですよぉ」


「お前なぁー!!」


「どうしたんですか?そんな大きい声出してぇ?」


「はぁ~」

俺らは呆れていたが、ミケが寝ている間のことの経緯を説明した後、町に入った。その道中のミケは恥ずかしさと責任感でなんか小さいのにもっと小さくなっているように見えた。


そんなこともあったが、俺たちは無事に町へと到着した。


「アンシン町?」

(いかにも安全そうな名前だな)


ネーミングセンスにひねりがなさ過ぎてちょっと引いた。俺たちは町に入り、宿を探した。そんで1人銀貨1枚の木造の宿に宿泊することにした。値段の割にはよさげだ。こうして俺たちのはアンシン町へ無事にたどり着いたのだった。


状況 銀貨33枚 金貨100枚とちょっと アイテムボックス 回復薬(小)×8 回復薬(中)×3 

スキルポイント50


Lv4 ゼル(山田正)

攻撃 8(+0) 魔力 7(+0) 速度 13(+0) 防御 8(+0) 知力 6(+0) 運 100(+20)

スキル 鑑定スキル 隠密スキル


Lv6 ミケ

攻撃 5(+0) 魔力 55(+0) 速度 10(+0) 防御 5(+0) 知力 50(+0) 運 1(+20)


Lv20 エルザ

攻撃 60(+0) 魔力 50(+0) 速度 55(+0) 防御 40(+0) 知力 50(+0) 運 30(+20)

スキル 透視スキル 千里眼スキル


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