ゼロエンプレス
「こんなの初めてだ,,,この私が惚れてしまうだなんて」
彼は,,,今はゼロと名乗ろう,そんな彼が下を
偵察していたら,なんと言うことだろうか,
目の前には超戦闘的な女性がいたのだ,まさしく
神話的と言わざる負えない女神が,アマゾネス,いやヴァルキリアと言ったところだろう。
「神は普遍的に遍く存在や非存在,あらゆる場所や万物万象に宿ります,全能として力を振るい,
全知としてあらゆる事に答えます,なによりも
完全な不滅なのですよ!」
「貴様の理が届かぬ世界に居たのだよ,肯定されて今がある程度の存在が,否定された虚無から誕生した存在に勝てるはずは無い!!!」
リミッターの外れた存在,なんの手も入れられてない型に嵌る前,誰も削らない素晴らしい原石,それはまるで才能が才能を着て存在する,それほどに輝いていたのだ。
「あまりに合理的,素晴らしい!」
今王となっている彼が興奮していた,魅力されて
いたのだ,彼女に。
「クソ硬い身体だなぁ!ぐは⁉︎」
「何弱者が!」
目の前に今行われていたのは低位神言わば
名前を持ち世界に依存する邪神が
蹂躙されている光景だ。
物理的にも精神的にも,気高い戦に生きる女に,
我は恋をした,偉大な戦士,物質界も精神界も
縛れない知られない女,我はあの女に
奉仕するため生まれてきたのだとそう思った。
「なぁ」
「うわ⁉︎」
そこにアバターを無限に薄ませたものを
顕現させる。
「なんだきさ,,,⁉︎まさか貴方様は⁉︎」
その格と神性に気づいた邪神は恐怖する。
「ひぃ⁉︎外なる神,いやそんな次元じゃn」
ブン。
「は?」
「雑魚が邪魔すんじゃねぇよ」
目の前ではあのあらゆる種類の超自然的な存在すら統括した邪神長を塵芥扱いする奴がいた。
「そんでなんか用?」
「我はお前に,その〜なんだ,,,惚れてしまった」
「,,,は⁉︎」
そんなことはこの女も無かった,惚れたなんて
初めて言われて意識しないやつは居ないだろう。
「なんで私なんかを!私はデケェし,それに怖いぞ!」
「そんなものは見せかけだ!貴様のその勇ましさ,
気高しさに惚れたのだ」
ズキューン。
「はわわわわわ」
ス,顎を触れる。
「どうした,照れてるのか?」
「ちょちょちょ⁉︎近いよ!」
ドキドキ,鼓動が無の空間に響く,キュンキュン
なんて擬音が聞こえかねんだろう。
「我の女になれ」
モジモジ。
「はい」
こうして,ゼロエンペラーには,ゼロエンプレスと言う妻ができたのであった。
幸福に満ちたゼロバースは楽園とかし真の
完璧になった。
ちなみに,邪神を倒した影響は過去に及び,
現在に存在可能なエンプレスや強者以外すべてが戻ったのだった。